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日本にはいつ普及した?アメフトの歴史を紹介

2016 12/1 16:42
アメリカンフットボール
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Photo by melis/ Shutterstock.com

アメフトはアメリカでは大人気のスポーツとなっており、日本でもその人気は衰えていません。 そんなアメフトはいつどのようにして誕生したのか、日本や世界ではどのくらい普及しているのかなど、アメフトの歴史をご紹介したいと思います。

アメフトの始まり

1867年にアメリカで初めてイギリスのフットボールを始めたのがプリンストン大学と言われています。
はじめはサッカーのルールでプレーしていて選手は25人の計50人で行われていました。最初の試合を行ったのは、大学対抗試合で、サッカータイプのゲームをプリンストン大学とらとガーズ大学がプレーしキックかヘディングによるゴール数を競い合うものだったそうです。この時点でのボールはまだ丸い形状のものを使用しており、6点先取で試合が決まっていました。まだ投げたりするようなルールは認められていなかったとされています。

アメフトのルールが整備された年

1874年にハーバード大学とマギル大学の試合が行われた時に、原始のフットボールルールが採用されましたが、この時も曖昧なルールがあったため、より整備することが検討されました。
そして1876年、元々はラグビー選手として活躍していたウォルター・キャンプが呼びかけ、マサソイト会議が開かれることになりました。この会議によって基本的なルールが決められたと言われています。そのルールは、プレイヤーの人数は11人、10ヤード進めなければ第4ダウンで攻撃権を失う、攻撃の始まりはセンターからクォーターバックにボールをスナップしてからといったものでした。
しかし、20世紀に入ると試合中の事故や負傷者が非常に多く、一時は殺人ゲームとまで呼ばれるようになってしまったため、試合時間の縮小やフォワードパスの導入など、1906年にルールが改正されました。その後も1912年まで、よりプレーやの安全面を考慮したルールへ見直され、現在のルールが誕生しました。

アメフトの普及

アメリカではアメフトが不動の人気No.1となり、歴史的にも人気の高かった野球に代わって、今ではアメリカの国技という意見が主流を占めるまでなりました。アメリカ大手世論調査会社「ハリス・インタラクティブ」が2016年1月に出した世論調査によると、好きなスポーツの1位にアメリカンフットボール、2位に野球、3位に大学のアメフトが入るほど、2位の野球とは圧倒的な差をつけた人気となっています。
プロリーグであるNFLは、北米の4大プロスポーツリーグにおいて最も人気のあるリーグとなっており、平均観客動員数は約7万人とも言われ、経済的にも世界最大となるリーグとなっています。

アメフトの日本での普及

日本では1917年に岡部平太がシカゴ大学で学び、1920年に帰国して学生にアメフトを教えたのが始まりとされています。1934年には日本アメリカンフットボール協会が設立され、同じ年の11月に学生選抜軍と横浜海外チームによる日本で初めてのアメフトの試合が行われました。
日本はアメフトの強豪国となり、1999年の第一回ワールドカップイタリア大会で優勝、2003年の第二回ドイツ大会でも優勝、そして2007年の第3回日本大会では準優勝を獲得するなど、世界でも輝かしい記録を獲得しています。

今に続くアメフトの主要な大会

1999年から始まったワールドカップや、オリンピックの補完的な意味をもつ大会であるワールドゲームズ(1981年より開催)などの大会が世界的なアメフトの大きな試合となっており、アメリカ内ではNFLの優勝決定戦であるスーパーボウルが行われています。開催は2月上旬の日曜日のため、スーパーボウルサンデーで呼ばれており、アメリカでは事実上の祝日とまでなっており、毎年テレビでは年間最高視聴率を記録するほどの注目度の高さとなっています。
日本における大会は、社会人ではJAPAN Xボウル、大学では甲子園ボウルが有名な大会となっています。さらにはJAPAN Xボウルの優勝チームと、甲子園ボウルの優勝チームが日本一をかけて戦う試合がライスボウルとなっており、この社会人、大学対抗の試合により、日本一が決定します。

まとめ

アメフトの歴史を紹介しました。世界でもアメフトはどんどん普及しており、今では知らない人がいないほどの大きなスポーツとなりました。高校ではアッメフトを取り入れている学校はまだまだ少ないのが現状ですが、今後は高校でもアメフトが普及すればもっと人気も上がるのではないかと思います。

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