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レジェンド級柔道選手のライバル関係

2017 7/10 10:25くらげ
柔道
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Photo by ostill/Shutterstock.com

日本を代表する柔道の金メダリスト、井上康生さんと松本薫選手。彼らのライバルは誰だったのだろうか。 また、女子柔道のレジェンド、谷亮子選手に現役時代ライバルがいたかどうかも言及する。

男子100kg超級のライバル、井上康生さんと鈴木桂治さん(1)

井上康生さんは2000年シドニー五輪男子100kg級の金メダリストである。2016年のリオデジャネイロ五輪では全日本男子の監督として、2つの金メダルを含む全7階級メダル獲得に導き、低迷していた男子柔道を復活させたとして話題となった。
鈴木桂治さんは2004年アテネ五輪男子100kg超級の金メダリスト。2015年の春、国士舘大学体育学部准教授に就任している。
井上さんが100kg級、鈴木さんが100kg超級と階級が違うのだが、元々は二人とも100kg級で切磋琢磨していた。自他ともに認めるライバルであった。

男子100kg超級のライバル、井上康生さんと鈴木桂治さん(2)

井上康生さんと鈴木桂治さんがお互いをライバルと認識したのは国士舘高校の時。同じ階級を争うエース同士だった。
3歳から柔道を始めた鈴木桂治さんは、めきめきと頭角を現すも、既に活躍していた井上康生さんには一歩敵わず、2003年の世界柔道選手権では無差別級に階級を変更し、金メダルに輝く。同大会、井上康生さんは100kg級で金メダルだった。
無差別級で優勝したものの、鈴木桂治さん自身は100kg級への出場にこだわりを見せていた。ライバルの井上康生さんを意識していたのだろう。

女子57kg級のライバル、松本薫選手とキム・ジャンディ選手(1)

松本薫選手は2012年ロンドン五輪女子57kg級金メダリストである。2016年リオ五輪では銅メダルを獲得し、「野獣」のあだ名でテレビ番組にも多く出演している。
ライバルであるキム・ジャンディ選手は韓国の女子57kg級の選手だ。2015年のグランドスラムという国際柔道連盟主催の大会で金メダルに輝いている。
同じく2015年には松本薫選手が世界柔道選手権大会の女子57kg級金メダルを獲得し、2016年リオ五輪での金メダリスト同士の戦いに期待が高まった。

女子57kg級のライバル、松本薫選手とキム・ジャンディ選手(2)

2016年のリオ五輪では松本薫選手とキム・ジャンディ選手(韓国)のライバル対決に期待が高まっており、韓国チームのソ・ジョンボク監督は取材に対して「日本の松本薫選手に勝てば、金メダルが期待できる」と話している。
しかし、キム・ジャンディ選手は2回戦で地元ブラジルの代表で金メダルを獲得したラファエラ・シルバ選手に敗れ、松本薫選手との直接対決は実現しなかった。
松本薫選手は準決勝でモンゴルのドルジスレン選手に敗退し、3位決定戦で台湾の連選手に勝利して銅メダルを獲得したものの、五輪連覇には至っていない。

柔道界のレジェンド、田村亮子さんにライバルはいた?

ところで、ヤワラちゃんの愛称でおなじみの女子柔道のレジェンド、谷亮子さん(旧姓:田村)についてだが、現役時代にライバルがいたのだろうか。
谷亮子さんは自身は2012年に「ライバルと呼べる選手は現役人生でいなかった」と語っている。
それでも、谷亮子さんに勝利した人物として、福見友子さんがいる。2002年に12年間国内無敗だった田村亮子さんに勝利、2007年には出産から復帰した谷亮子さんと再び戦い、勝利している。
しかしそれでも、福見友子さんにとって谷亮子さんは大きな存在で、対等な関係であるライバルとは呼べなかったようだ。

まとめ

レジェンド級柔道選手のライバル関係を紹介した。 やはり谷亮子選手は当時ダントツの強さで、ライバルはいなかった。 今後も引き続き松本薫選手の活躍、井上康生さんの監督としての手腕に期待だ。

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