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次世代の柔道界を担うジュニア選手を紹介

2017 6/13 12:41まるちゃん
柔道,ジュニア選手
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Photo by Boris Ryaposov/Shutterstock.com

日本を代表するといっても過言ではないスポーツ競技の柔道。2016年に開催されたリオオリンピックでも、日本は多数のメダルを獲得した。2020年の東京オリンピックに期待が膨らむなか、未来の柔道界を担うであろうジュニア選手を紹介しよう。

男子100kg級のジュニア選手「飯田健太郎選手」

神奈川県出身の飯田健太郎選手は、男子100kg級のジュニア選手。身長188cmの恵まれた体格と、内股を得意とするスタイルが特徴。柔道を指導していた父親の影響もあって、6歳のときに湘南宮本塾で柔道をはじめた。しかし、サッカーや野球も大好きなスポーツ少年だった飯田健太郎選手。
そんな彼が、全国小学生学年別柔道大会に出場したとき、2位になったことで、中学校からは柔道一本にしぼる。国士舘高校に進学し、さらに柔道に磨きをかけ、2016年に出場したインターハイでは12試合のすべてで一本勝ちを収め、全日本ジュニア柔道でも二連覇を達成した。

女子78kg超級の「素根輝選手」

福岡県出身で女子78kg超級の素根輝(そね あきら)選手は、2000年7月9日生まれのジュニア選手。父親と5歳年上の兄弟などの影響で、脩柔館にて7歳のときから柔道をはじめた。
全国小学生学年別柔道大会45kg超級ではすべて一本勝ちで優勝するなど活躍。全国中学校柔道大会では二連覇を飾るなどの成績を収めた。
南筑高校へと進学した2016年には、全日本カデ柔道体重別選手権大会でも二連覇。全日本ジュニア柔道では高校1年生にして強豪を破り優勝を果たした。

強豪ひしめく70kg級を制した「新添左季選手」

2016年の全日本ジュニア柔道体重別選手権大会で、強豪がひしめく70kg級を制した「新添左季選手」。
1996年7月4日生まれの奈良県出身で、山梨学院大学に在学している。新添左季選手は6歳の時に橿原市柔道クラブで柔道をはじめる。日々努力を重ね全国中学校柔道大会では3位、高校生として挑んだ全日本カデ柔道体重別選手権大会でも3位の成績を残した。
2015年には山梨学院大学へと進学しアジアジュニアで優勝。初出場となったシニアの国際大会のグランドスラム・東京でも、IJFワールド柔道ツアー優勝を飾るなど将来を期待される選手だ。

100kg超級のジュニア選手「太田彪雅選手」

迫力ある肉体の柔道選手がぶつかりあう、男子100kg超級の「太田彪雅(ひょうが)選手」。1997年12月9日に栃木県栃木市で生まれた太田彪雅選手は、身長が178cmと100kg超級のなかでも小柄な体格。
岩舟柔道会で7歳のときに柔道をはじめ、全国少年柔道大会と全国小学生学年別柔道大会の50kg超級で優勝。世界カデ柔道選手権大会でも、準決勝まですべて一本勝ちをおさめ優勝するなど活躍する。
高校2年生のときに出場した全国高校選手権でも優勝し、2016年には念願だった全日本ジュニアで初優勝を飾った。東京オリンピックでも活躍が期待されている選手となっている。

オリンピック優勝を目指している女子57kg級「舟久保遥香選手」

東京オリンピックで優勝すること目指している、女子57kg級の「舟久保遥香選手」。山梨県富士吉田市出身で1998年に生まれた舟久保遥香選手は、寝技と大内刈りが得意な女子柔道選手。
6歳のときに明生館道場(当時は大明見スポーツ少年団)にて柔道をはじめる。そして早くも才能を開花させ、小学校2年で県大会で優勝するなど県内では常にトップの成績をおさめた。
そしてさらに柔道が強くなりたいという思いから、富士学苑中学に入学。矢嵜夫妻による指導のもと、日々努力を重ねていく。そして3年生のときには全国中学校柔道大会で優勝。その後も実力を伸ばし高校生として挑んだ全日本ジュニアでは2連覇を達成、ロシアジュニア国際でも優勝するなど活躍を見せた。

まとめ

2020年の東京オリンピックで金メダルを獲得するため、ジュニアの選手たちは日々練習を重ねている。そんなジュニアの大会に注目してみるのも、オススメの楽しみ方だ。