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パラリンピック柔道の見どころやルール

2017 2/16 10:10
柔道
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Photo by A.RICARDO/Shutterstock.com

パラリンピックの柔道について、独自のルールや日本選手団のメダル獲得の歴史、パラリンピック柔道ならではの見どころなどをご紹介します。

パラリンピック柔道は視覚障がい者を対象とした柔道

他のパラリンピック競技は身体に障がいを持つ選手を対象とした競技が多い中、パラリンピック柔道は視覚障がい者を対象とした競技となります。試合のスタートに独自のルールがあります。
柔道は選手がお互いに離れた位置から試合が始まりますが、パラリンピックの柔道は選手2人がお互いの襟と袖を持って組み合った状態から始まります。 障がいがあっても問題なく競技ができるように工夫されているほかは、オリンピックの柔道とほとんど変わらないルールで運営されています。

パラリンピック柔道のクラス分けと階級

パラリンピックでは公平性に基づき、競技によっては障がいの程度によってクラス分けが行われます。 たとえば、視覚障がいの場合は、B1「全盲」、視力0.03までもしくは視野が5度以内のB2「弱視」、視力0.04~0.1もしくは視野20度以内のB3「弱視」と、3つのクラスに分けることが可能です。
しかし、パラリンピックの柔道では公平性に問題がないため、全盲の選手も弱視の選手もクラス分けをせず一緒に戦います。 五輪の柔道と同じように体重での階級分けがあり、男子7階級、女子6階級で行われます。

日本のパラリンピック柔道の歴史

視覚障がい者柔道は、1988年のソウル・パラリンピックから正式種目になりました。 日本では1986年に日本視覚障がい者柔道連盟が設立され、視覚障がい者柔道の普及と選手の社会参加および自立に向けて活動を始めます。
日本選手団は初参加のソウル・パラリンピックで金メダル4つを含めた計6つのメダルに輝きます。その後のバルセロナ大会、アトランタ大会、シドニー大会、ロンドン大会でも金メダルを獲得、北京大会とリオ大会では惜しくも銀メダル止まりでしたが、ソウル大会から連続でメダルを獲得しています。 2020年東京パラリンピックでもメダルの期待が高まります。

パラリンピック柔道の見どころ

パラリンピックの柔道はオリンピックの柔道より体力の消耗が激しいスポーツだといわれています。 なぜなら、常に相手の選手と組み合った状態で5分間戦い続けるからです。もし試合中に組み合いが崩れて両者が離れてしまった時は、試合を中断してスタートの状態に戻します。
パラリンピックの視聴者としては、5分間のどこで勝敗が決まるのかわからないので、片時も目を離せません。パラリンピックの競技の中でも見ごたえのあるスポーツのひとつです。

2020年東京パラリンピック柔道の期待選手

廣瀬順子選手は、リオ大会女子57キロ級で銅メダルに輝きました。東京パラリンピックに出場できれば29歳、ベテランとしての活躍に期待です。
正木健人選手は、リオ大会男子100キロ超級で銅メダルを獲得した選手です。リオ大会後の取材では東京大会で金メダルを目指していると語っていました。
藤本聡選手は、なんと40歳でリオ大会に出場し、66キロ級で銅メダルに輝いたパラリンピック柔道日本選手団のレジェンドです。2020年は44歳、新たな伝説を生み出せるでしょうか。

まとめ

パラリンピック柔道のルールや見どころについて紹介致しました。 日本はパラリンピック柔道においても全ての大会でメダルを獲得しています!2020年の東京パラリンピックでもメダルに期待が持て楽しみですね。

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