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柔道家ベイカー茉秋の功績や凄さとは?

2017 1/30 21:11
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Photo by Andrey Burmakin/Shutterstock.com

柔道家・ベイカー茉秋選手の功績や凄さに迫っていく。 彼の魅力や経歴などを、わかりやすく紹介していきたいと思う。

ベイカー茉秋のプロフィール

ベイカー茉秋選手のプロフィールについておさらいしていこう。
ベイカー茉秋選手は1994年生まれ。階級は90キロ級、身長は178センチだ。お父さんがアメリカ人だが、幼い頃に両親が離婚し、以後はお母さんに育てられた。
柔道を始めたきっかけは昔習っていたピアノにあるようだ。なんでも、ピアノのをやっている時の姿勢が悪かったようで、その姿勢を正すべく始めたのが柔道だった。かなり驚きのエピソードだ。

ベイカー茉秋の凄さは冷静な寝技

ベイカー選手の凄さは、「冷静な寝技」にあると言える。上手く相手の間合いへ入ることができ、流れるような足さばきから寝技に入る。寝技に入った後は、相手を逃すことなくあれよあれよと言う間にガッチリと固定。決して逃すことなく、冷静に勝負を決めていくことができる。
この時、あの日本人離れした体格の良さが活きてくる。身長が特別高いわけではないのだが、筋力がある。そのおかげで、相手は力づくでも逃れることができないのだ。

ベイカー茉秋がリオ五輪で魅せた

ベイカー選手の最近の功績と言えば、やはり「リオ五輪での金メダル」ではないだろうか。決勝ではジョージアのヴァルラーム選手を大内刈りの有効で仕留め、見事金メダルを獲得した。年齢は21歳。経験を積むためと言っても良かった五輪の舞台で、金メダルを獲得。日本国民だけでなく、世界中から称賛された。
男子柔道日本代表の井上康生監督からは、「力強さと柔軟さを兼ね備えた恐ろしい選手」との評価を受けた。リオ五輪では決勝戦の前から並み居る強豪を破ってきたから、彼の力に疑いの余地は無いだろう。

柔道界に与えた明るい未来

若きベイカー選手の登場により、一時期は影を落としていた柔道界にも一筋の明るい未来が見えた。 まだまだ若い彼の柔道に多くの人が感動し、「日本の柔道は捨てたものじゃない」、「お家芸の復興かもしれない」といった、多くのポジティブな印象を与えたのだ。
これからも彼が柔道界の先頭に立ち、躍進を続けてくれるのではないだろうか。そんな彼を私たちも優しく見守りたい。

東京五輪でもメダルの期待大

若いベイカー選手は東京五輪でもメダルの期待大だろう。 東京五輪の時点でもまだ25歳。選手としての成熟期間にはまだまだ時間がある。
東京五輪を終えた先も、選手生命に時間があるので、多くの世界大会でタイトルを獲得し続けてほしいところだ。 周囲の期待は止まることを知らないが、冷静な立ち振る舞いが見られる彼なら、やすやすとやり遂げてしまうかもしれない。

まとめ

ベイカー茉秋選手は、日本の柔道界に現れた期待の新星だ。 リオ五輪での金メダルを獲得は多くの人々を感動させ、これからの未来に期待を持たせた。 今後の彼の活躍に注目だ。