柔道着にルールはあるの?
柔道着にもルールがあり、大会などでは細かく規定が決められています。一例を挙げると、”袖口の折り返しは3センチ以内”、”製造者名は左腕の上腕部に記載”、”上衣の重さは1平方メートルあたり650~700グラム”など、細かいですがきちんと定められているのです。これは柔道に限らずどのスポーツでも同じですね。
しかし、学校の授業で使うときは、細かいルールは気にしなくていいでしょう。学校のルールを確認しましょう。また、長らく認められていなかったカラー柔道着ですが、2016年から日本国内の大会でも導入されるようになりました。
柔道着のサイズは?
柔道着のサイズは1号、2号といった形で号で表します。洋服などのようにS、M、Lでは表しません。また、恰幅のよい人はB体、一般体型の方はY体を選びます。しかし、メーカーによって異なるので、各メーカーのホームページを確認するのが一番です。
ほとんどのメーカーが通販でも取り扱っていますが、一番初めに購入するときは着てみることが重要です。これは少年(13歳未満)、成年(13歳以上)どちらにも言えることです。柔道着は洗濯で縮むので、それも考慮に入れて選ぶことが大事になってきます。また、柔道着のサイズ表記は洗濯で縮むことを考慮して作られています。
柔道着の価格は?
柔道着の価格はピンキリでです。少年用は3,000円から10,000円程度で購入できますが、成年用になると上下セットで30,000円を超えます。最高級のものになると100,000円を超えるものもあります。違いは生地の質です。どの程度の頻度で柔道をするかによりますが、学校の授業で週1回程度であれば、価格の安いもので問題ありません。
部活動や本格的に道場で柔道を行うのであれば、生地の質がよいものを選んだ方が長持ちするので良いでしょう。安い生地のものだと耐久性がなく、すぐに破れてしまうからです。
柔道着のメーカーはどこがある?
柔道着のメーカーをいくつかご紹介したいと思います。
九櫻(KUSAKURA):日本の老舗柔道着メーカーで、国内トップシェアを誇ります。
ミズノ:少年用からプロ仕様まで分かれており、少年用を購入するときにおすすめです。
アディダス:国際的なシェアを誇り海外で人気です。日本での販売開始が遅かったため、国内で使用している人はあまり見かけません。
山嵐:価格が安く練習用におすすめです。
東洋:高校生、大学生に人気があり、生地が良いとされています。
主に上記の5つのメーカーから選ぶ方が多いです。メーカーごとにサイズは違うので、サイズはしっかりと確認してから購入することをおすすめします。特に、メーカーを変える場合には注意が必要です。
柔道着の選び方の注意点
柔道着を実際に選ぶ際の注意点は、やはりサイズです。柔道着のサイズは試合運びにも影響を与えます。大きいと相手に掴まれやすくなり、小さいと自分自身が動きにくくなってしまいます。自分に合ったサイズを選ぶのが基本です。サイズの項でも説明しましたが、試着することが大事です。
少年用は激しい動きもないので、授業用に使う一般的なもので十分でしょう。メーカーによって違いはありますが、ミズノは少年用から代表レベルのものまで取り揃えているので、選びやすいかもしれません。また、週3回以上練習を行うのであれば、洗い替えとして2着用意するのがよいでしょう。柔道着は厚手のため乾きが遅いからです。
まとめ
柔道着にもさまざまなものがありますね。オリンピック代表選手が使用するものから、少年用、そして学校の授業で使用するものと、目的が違うので当然かもしれません。やはり、自分の用途に合った柔道着をしっかりと選ぶことをおすすめします。