幼少期から天才的な才能
谷亮子さんが柔道に出会ったのは小学校2年生の時。4歳年上のお兄さんの影響で、福岡市にある東福岡柔道教室に入門した。奇しくもこの道場は谷亮子さん以外にも、中村兼三さんや日下部基栄さんなど、多くのメダリストを輩出した名門道場。幼い頃から最高の環境が整っていたというわけだ。
入門直後からメキメキと才能を現し、なんと数か月後には男の子を豪快に投げ飛ばすほど。4年生の時には九州少年柔道大会の団体戦で優勝。5年生の時には全国少年柔道大会の団体戦で3位入賞。そして6年生の時には全日本少年少女武道錬成大会の団体戦で優勝を果たすなど、あっという間に全国レベルへと駆け上がっていく。