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柔道で代表的な絞め技3種類を徹底解説!

2016 10/4 00:52
柔道、試合
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Photo by Lilyana Vynogradova/Shutterstock.com

柔道には絞め技と呼ばれる、相手を失神させて絞め落とす技が存在する。
オリンピックなどの大会では、絞め技が決まることはほぼないが、時折見かける。
その絞め技にはどのようなものがあるのか解説したいと思う。

絞め技の注意点とは?

絞め技は相手を失神させることで一本勝ちができるという危険な技でもある。一歩間違えると死亡事故が起きてもおかしくない。そのため、絞め技には禁止事項があるのだ。首以外の頭・胴体を絞めること、帯・柔道衣で絞めることなどがある。これは致命的な事故に繋がるリスクが高いということから定められているのだ。
絞め技で失神することを”落ちる”と言うが、落ちた後は正しい蘇生法を行うと数秒で意識が戻る。絞め技を使わない方も、柔道を行うのであれば蘇生法は覚えておいた方がよいだろう。

絞め技の種類はいくつある?

柔道で定められている絞め技は12種類ある。並十字絞、逆十字絞、片十字絞、裸絞、送襟絞、片羽絞、胴絞、袖車絞、片手絞、両手絞、突込絞、三角絞の12種類だ。この中で胴絞は禁止されている。これは、胴絞を行うと内臓破裂などの恐れがあり、死亡事故に繋がる可能性が高いという理由からだ。
絞め技はどれも強力で、一瞬で相手を落とすこともできるほどの技でもある。しかし、オリンピックなどの国際大会で決まることはまずない。絞め技からの連続技として一本などのポイントになることがほとんどだ。

最も代表的なのは裸絞め!

相手の背後から首に腕を回し絞め上げる技で、名前が一番よく知られているかもしれない。また、裸絞めはスリーパーホールドと呼ばれることもある。柔道衣の力を利用せずに自分の腕で絞め上げる。相手の背後から首に回した二の腕をのどに圧迫させ、もう片方の手は握手のような形で組むのが一般的な絞め方だ。
裸絞めは立った状態でも座った状態でもかけることが可能で、かけた後に自分を下にして寝る形になると、より力が入り相手は脱出しにくくなる。

中学生以下は禁止!三角絞め

中学生以下では禁止されている絞め技に三角絞めという技がある。中学生以下が三角絞めを使用すると反則負けとなってしまう。この三角絞めは、マウントポジションを取られた下側の選手が繰り出す絞め技だ。自分の足の間に入った相手選手の腕を掴み、自分の方におびき寄せて両足で相手の首を挟む。
足で挟むときに片足は脇の下から通し、もう一方の足は首の横から引っ掛ける。挟むことができたら、太ももで首を絞めていき、じわじわと落とすのだ。裸絞めと違い、瞬時に落とすのではなく、時間をかけて落とす絞め技となっている。

名前の由来がおもしろい!片羽絞め

片羽絞めは、相手の背後を取り、裸絞めのような体勢から相手のあごの下に二の腕を通して襟を掴む。そして、もう片方の手を脇の下から腕を巻き上げ、腕も制しながら絞める技だ。襟を掴む力が弱いと絞める力が弱くなってしまい、脱出されてしまうので、襟を掴む力がポイントだ。
片羽絞めを極めたら、背後から襟を掴んでいる方の手を引くと、絞める力が強くなり効果が上がる。片羽絞めという名前は、相手を絞めた時に腕が羽のように見えることからついたと言われている。

まとめ

柔道の絞め技を紹介したが、いかがだろうか。国際大会で見る機会はあまりないのだが、たまに決まると「おっ!」と思うのが絞め技だと思う。決まれば強力だが、危険性も高い技である事を十分に理解して使おう。

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