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巨人ウォーカーとソフトバンク髙橋礼&泉圭輔がトレード ウォーカー「福岡で素晴らしい思い出作りたい」

2023 11/6 11:31SPAIA編集部
巨人・ウォーカー、ソフトバンクの高橋礼と泉圭輔,ⒸSPAIA

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打撃魅力のウォーカーがDH制のパ・リーグへ

巨人のアダム・ウォーカー外野手(32)とソフトバンクの高橋礼投手(28)、泉圭輔投手(26)の1対2のトレードが6日、両球団から発表された。

ウォーカーは来日1年目の昨季124試合に出場して打率.271、23本塁打、52打点の好成績を残した。課題の守備面でも成長を見せ、今季の飛躍が期待されたが、新助っ人ブリンソンの加入などもあり、出場機会が減少。わずか57試合の出場にとどまった。

指名打者制を採用しているパ・リーグ球団への移籍となり、守備に難があるウォーカーとしては出場機会増が見込めるなど大きなチャンスとなる。持ち前の打力を存分に発揮し、チームの勝利に貢献することが期待される。背番号は「28」に決まった。

ウォーカーは球団を通じて、以下のコメントを発表した。

「ハロー、福岡!今回こうして福岡ソフトバンクホークスに加入することができとても感謝しています。これまでホークスのすばらしさをたくさん聞いてきましたので、その一員になれることにワクワクしています。2024年シーズンが待ちきれません。新しいチームメイトと会える日が楽しみです。一緒にチャンピオンシップを獲得するためにベストを尽くします!

2022年に、私は PayPay ドームで開催されたオールスターゲームに参加しました。私のキャリアにおける特別な思い出です。その福岡でさらに多くのすばらしい思い出を作りたいと思っています。また、フィールド外では、美しい福岡の街についてもっと知りたいです。日本食が大好きなので、おすすめの美味しい食べ物を教えてください。

最後に、すべてのホークスファンの皆さんへ。皆さんの応援はとても熱心な印象があります。私はできる限り最高の野球選⼿であるための努力をし、皆さんが笑顔になる思い出を提供できるよう頑張ります。来年お会いしましょう!」

高橋礼と泉圭輔は新天地での復活に期待

一方、ソフトバンクの高橋礼は2017年ドラフト2位で入団したサブマリン。2年目の2019年に12勝6敗、防御率3.34をマークし、新人王を獲得した。翌2020年は中継ぎで52試合に登板し、4勝2敗23ホールド、防御率2.65とブルペンで奮闘。しかし、その後は低迷し、今季は5登板、0勝2敗、防御率10.80の成績に終わった。新天地での復活が期待される。

また、泉は2018年ドラフト6位で入団すると、1年目から主に中継ぎとして起用され、3年連続30試合以上に登板。防御率も1年目に1.96をマークすると、2年目は2.08、3年目も2.73と安定した投球を見せていた。ただ、今季はわずか3登板、防御率16.68と振るわなかった。

今季の巨人リリーフ陣はリーグワーストの防御率3.83だっただけに、右腕にはブルペンの一角を担う活躍が期待される。背番号は高橋が「28」、泉が「63」に決定した。

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