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首位追撃へロッテ・カスティーヨがオリックス戦初先発 5試合連続HQS中の山本由伸と対決

2023 8/8 11:00SPAIA編集部
ロッテ・カスティーヨとオリックス・山本由伸のインフォグラフィック

ⒸSPAIA

新助っ人カスティーヨが先陣

ロッテ・カスティーヨとオリックス・山本由伸のインフォグラフィック


今日からZOZOマリンスタジアムで行われる2位・ロッテと首位を快走するオリックスの3連戦。初戦の先発はルイス・カスティーヨと山本由伸と発表された。

ロッテ先発のカスティーヨは今季中継ぎで開幕を迎え、2試合に登板したが、先発転向のため、二軍で再調整ののち、4試合に先発して2勝2敗、防御率4.91、QS(6回以上自責点3以下)は1度記録している。

前回登板した7月29日のソフトバンク戦(PayPayドーム)では5回75球を投げて6安打無失点と好投し、2勝目を挙げた。そこから中9日で今日の登板に臨む。

オリックスとは今季初対戦。右腕は「6連戦の頭で、しかも首位チーム相手の非常に重要な登板になりますので、長いイニングをしっかりと投げて試合を作り、チームにいい流れを呼び込み、勝利に貢献したいです。マリーンズにとって、素晴らしい6連戦となるように精一杯、頑張りたいと思っています」と意気込んだ。

チームは現在2カード連続で負け越し中。首位オリックスとは今季最大となる5ゲーム差まで広がってしまった。カード勝ち越しへ、新助っ人の活躍でまずは初戦をとることができるか。

3年連続投手4冠も視界に捉える山本由伸

一方、オリックス先発の山本はここまで15試合に先発してリーグトップの10勝(4敗)を挙げ、同1位の防御率1.67、同3位の114奪三振をマーク。QSも14度記録するなど今季も圧巻のピッチングを見せている。

前回登板した1日の楽天戦(京セラD大阪)では、7回106球を投げて7安打を浴びながらも、7奪三振、無四球、無失点の快投で、3年連続2ケタ勝利に到達した。そこから中6日で今日の登板を迎える。

ロッテ戦には今季2試合に先発して1勝1敗ながら、防御率1.50、奪三振率11.25と圧倒。ただ、対戦するのは4月29日以来、約3か月ぶり。主砲の山口航輝が8月に入って打率.391と好調で、新助っ人のブロッソーが加わるなどロッテ打線の状態も大きく変わっているだけに油断はできない。

現在、6月30日の日本ハム戦から5試合連続HQS(7回以上自責点2以下)を記録。3年連続の投手4冠も視界に捉える絶対的エースが、チームをさらなる上昇気流に乗せるのか注目だ。

その他の試合の予告先発は以下の通り。

【パ・リーグ】
日本ハム・加藤貴之-西武・髙橋光成(エスコンF)
ソフトバンク・有原航平-楽天・早川隆久(PayPayドーム)

【セ・リーグ】
巨人・菅野智之-阪神・西純矢(東京ドーム)
ヤクルト・石川雅規-広島・九里亜蓮(神宮)
DeNA・今永昇太-中日・小笠原慎之介(横浜)

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