アルビレックス新潟ってどんなクラブ?
アルビレックス新潟は、1955年に、新潟明訓高校OBを中心として結成したクラブがもととなり、1997年に、
サッカー界の王者に向かって羽ばたいて欲しいという願いを込めて「アルビレ(アルビレオ)」+「レックス(ラテン語で"王")」=「アルビレックス新潟」
出典:
アルビレックス新潟オフィシャルサイト
へと改称したクラブだ。
1999年にJリーグに参入し、2004年シーズンからJ1へと昇格した。その後、J2への降格は一度もないものの、近年、残留争いに巻き込まれることが多く、2015シーズンも年間順位15位と、辛くも残留に成功している。
新監督吉田達磨を迎え、新体制を整えている。
オレンジを基調としたユニフォームデザイン
伝統カラーのオレンジと、青のストライプを1stのデザインとして使用することの多いアルビレックス新潟。
2003年シーズンや2007年シーズンの、サイドと肩ラインの青や、2012年シーズンの腕に青ラインのみなど、多少の違いや、パンツカラーや襟など、細部での変更はあるものの、オレンジを基調とした1stと、反転カラーの白を基調とした2ndデザインというアルビレックス新潟。
しかし、2016年デザインは1st・2ndともに、大幅な変化を遂げたものだった。
2016年、革新と伝統と位置付けた年のユニフォーム
2016シーズン新ユニフォームで目を惹くのは、なんといっても胸元にあるハッピーターンのロゴマークだ。Jリーグ加入当時からあった亀田製菓のロゴから、同社の人気菓子、ハッピーターンのものに変更になった。中心選手のレオ・シルバが大のハッピーターン好きを公言しており、他の強豪チームへの移籍の噂もあったため、新契約の内容に含まれているのではないかとささやかれている。
1stには、アルビレックス新潟の伝統カラーのオレンジを全面に出し、クラブ創設初となる紺色を肩から胸元にかけてあしらうことで、『革新』をアピールしている。2ndは、アルビレックス新潟の前身である、新潟イレブンサッカークラブを思い起こさせる、緑を基調としたボーダーの復刻型ユニフォームとなっている。
知ってほしい、アルビレックス新潟
地域のチームとして、地元ファンが多く、Jリーグ屈指の観客動員数を誇っているものの、大企業の単独スポンサーではない状況から、資金力の高いトップチームに主力選手を引き抜かれることが多く、シーズン初めには、ほぼ毎年苦戦を強いられている。そんな環境でも、J1昇格後は、J2に降格することなく戦い続けている。
アルビレックス新潟シンガポールやアルビレックス新潟バルセロナ、アルビレックス新潟プノンペンなど、海外に多くの下部組織をもち、若手選手の育成や選手の国際経験の充実化を図るなど、他のクラブに類を見ない活動を行っている。
まとめ
大企業スポンサーで、毎年大幅にデザイン変更が行われるクラブと違い、あまり派手な変化がないといわれていたアルビレックス新潟のユニフォームデザインだったが、2016年に大幅な変化を遂げた。ぜひ注目してほしい。