2着争いは大混戦
1月5日(水)、2022年の競馬開催がスタート。中山競馬場では中山金杯(GⅢ・芝2000m)、中京競馬場では京都金杯(GⅢ・芝1600m)が行われた。AI予想エンジンKAIBAはこれらのレースを的中させ、スタートダッシュを決めることができたのだろうか。
中山金杯でAIが本命に推奨したのはレッドガラン。過去10年で3勝の「社台F生産」、率では美浦所属を上回る成績を残している「栗東所属騎手騎乗」というデータに期待してのものだった。
まずまずのスタートを切ったレッドガランは、好位5番手のポジションからレースを進める。逃げたシャムロックヒルは1〜2角でペースを落として落ち着かせ、前半1000mの通過は1:02.0。
しかしこのペースに耐えきれず、後方にいたジェットモーションが捲って先頭へと並びかけていったことで一気にペースアップし3角へ。レッドガランは6番手へとポジションを下げるが、鞍上の斎藤新騎手は内でじっと脚を溜めていた。
直線では外へと持ち出され、残り100mで先頭へと立つとそのまま押し切り、2馬身半差をつけて重賞初制覇。明け7歳にして見事に素質を開花させた。
2着争いは7頭が横並びの大混戦。その争いをクビ差制したスカーフェイスが2着、3着は1番人気のヒートオンビートで決着し、予想は◎×○で3連単75,640円が的中した。