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ヤクルト西浦直亨とDeNA阪口皓亮が交換トレード、期限ギリギリの電撃成立

2023 7/26 14:31SPAIA編集部
ヤクルト西浦直亨とDeNA阪口皓亮,ⒸSPAIA

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2018年に10本塁打を放った西浦直亨

ヤクルトの西浦直亨内野手(32)とDeNA阪口皓亮投手(23)の交換トレードが26日、両球団から発表された。

西浦は天理高から法政大を経て2013年ドラフト2位でヤクルトに入団。2018年には138試合に出場して打率.242、10本塁打、55打点をマークするなどパンチ力のある打撃でアピールしたが、昨季は6試合、今季もここまで6試合出場にとどまっていた。球団公式HPで下記の通りコメントしている。

「突然のことで正直、驚いています。スワローズに入団して10年、たくさんの人に支えられて野球をすることができ感謝しかありません。また、いい時も悪い時も応援していただいたファンの皆さまにもとても感謝しています。スワローズを離れる事は寂しい気持ちもありますが、今回のトレードを新たなスタートとして、新天地で活躍することが、皆さんへの恩返しになると思って頑張ります。これからも応援よろしくお願いします」

188センチの長身右腕・阪口皓亮

一方、阪口は北海高から2017年ドラフト3位でDeNAに入団。188センチの長身から投げ下ろすストレートとカットボールを武器に、2021年には2勝を挙げたが、今季は一軍登板はなかった。二軍では昨季、最多奪三振に輝き、今季も23試合に登板。球団を通じて以下のコメントを発表している。

「ファンの皆様には突然のトレードの発表になって驚かせてしまっているかもしれませんが、新天地でもしっかり活躍しているところを届けたいなと思います。ベイスターズで一番の思い出は三浦さんが監督になったときに、僕も同じタイミングで初勝利できたことです。今後は同じリーグのチームになりますが、僕のことも応援していただけるとありがたいです。今までベイスターズのファンの皆様、ありがとうございました」

31日のトレード期限ギリギリの駆け込みトレード。シーズン中に同一リーグでは異例だが、両球団の思惑が合致し、電撃成立となった。

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