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【中央競馬】先週8月13,14日のレース傾向総まとめ

2022 8/18 06:00SPAIA編集部
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先週の傾向はこれでバッチリ!

今週の中央競馬も引き続き小倉・新潟・札幌での3場開催となる。先週末に行われた72レースの傾向を復習して、予想につなげていこう。

◆騎手
横山武史騎手:先週の成績【7-1-6-5】
シャーガーカップ騎乗のための海外渡航から帰国し、初週から札幌で7勝とエンジン全開の横山武騎手。小倉と新潟で重賞が行われたため有力騎手が少なかったことを差し引いても、複勝率73.7%は圧巻だった。特に、前走からの継続騎乗となる馬で【5-0-1-1】という特筆すべき成績を残した。

永島まなみ騎手:先週の成績【2-2-0-8】
4連対の活躍で初年度を超える年間9勝とした永島騎手。2勝いずれも小倉ダ1700mの3歳未勝利戦、8番人気という条件だった。2年目に入って着実にステップアップしている騎手で、今年5月以降の★4キロ減があったダート戦では【5-2-4-55】単勝回収率395%をマークしている。

◆脚質・枠順
札幌芝:内枠不利だが……
先週の札幌芝は内枠が苦戦。14レースのうち8枠が6勝を挙げたのとは対照的に、1・2枠は計2勝、2着も1回だけ。3番人気以下では【0-1-0-25】となっており、枠順不問で好走できるような有力馬以外はほぼ全滅であった。とはいえ、今週からは内柵を3メートル移動してCコースに替わる。傾向の変化には注意が必要だろう。

小倉芝:末脚重視
芝14鞍で7・8枠が計9勝と、小倉の芝も外枠が有利。特にもともと外枠優勢になりやすい芝1200mでは1~4枠【0-0-2-32】、5~8枠【6-6-4-31】とほぼ内枠が来なかった。また、軽い馬場が原因か、末脚に長けた馬がポジション不問で好走した週でもあり、上がり最速馬は【9-4-1-3】。“前走で上がり2位以内”だった馬でも複勝率57.6%、複回収率141%と黒字計上だった。

◆血統
クロフネ産駒:先週の成績【1-1-0-2】
札幌記念にソダシを送り込むクロフネ。昨年以前は「2000m以上の重賞を勝てない」とも言われたが、一度ジンクスが破れた効果か、先週は2000mの小倉記念をマリアエレーナが圧勝した。

確かに通算成績は中距離重賞で苦戦傾向だが、晩年は「良馬場なら2000mもこなす」という馬を意外に多く出している。2014年以降に生まれた産駒に限れば、良馬場の芝2000m重賞は連対率57.1%。牝馬に限れば【2-2-1-1】で、崩れたのはソダシ自身の秋華賞だけ。血統的には問題なしと言ってよく、あとは本馬の気性面やライバルとの兼ね合い次第になる。

◆特注条件
◎横山武史騎手×継続騎乗
◎小倉芝×前走上がり2位以内



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