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【中央競馬】先週7月9,10日のレース傾向総まとめ

2022 7/14 06:00SPAIA編集部
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先週の傾向はこれでバッチリ!

今週末まで開催場変わらず福島・小倉・函館の3場で施行される中央競馬。先週末に行われた72レースの傾向をおさらいしていこう。

◆騎手
横山武史騎手:先週の成績【6-3-1-7】
一昨年の北海道シリーズで35勝を挙げ、大躍進の足掛かりとした横山武騎手。今年は直近2年を上回るペースで勝ち星を挙げており、「北海道男」らしさを存分に発揮している。先週はダートで【5-0-1-2】と特に強く、単回収率351%と配当的にもオイシかった。

田辺裕信騎手:先週の成績【4-0-3-3】
福島県出身の田辺騎手。先週は地元・福島で騎乗し、こちらもダートで【4-0-2-1】と大活躍した。福島ダートでは19、20、21年いずれも単回収率100%超を達成しており、今年もここまで【5-1-2-1】、単回収率140%の滑り出し。開催残り2週も好配当をもたらしてくれそうだ。

また、小倉では川田将雅騎手も【2-3-2-1】という素晴らしい成績だった。

◆脚質・枠順
函館芝:やや内枠有利
先々週はかなり外差しに振れていた函館芝だが、Bコース替わりで内枠が盛り返した。14戦で1~4枠は連対率22.7%、5~8枠は同12.1%とやや差が開いている。ただ、今週末も雨予報がちらほら。最終週の洋芝ゆえ、降雨で一気に内の傷みが進む可能性は念頭に置きたい。

福島芝:中枠先行有利
福島の芝は先行有利。正確には、差し馬の好走も4角までには押し上げているケースがほとんどで、14戦の勝ち馬は全て4角5番手以内だった。また、4角5番手以内の馬に限って枠順別成績を見ると、よかったのは3~6枠【9-4-6-14】複勝率57.6%。中枠からの先行が好走パターンだった。

◆血統
エピファネイア産駒:先週の成績【6-2-2-12】
週間リーディングは6勝のエピファネイア。ダートと短距離はもともとイマイチな種牡馬だが、それを除いた芝1600m以上は【5-2-1-5】、回収率も単複とも100%を大幅に超えていた。

新馬戦での強さもエピファネイア産駒の特徴で、同じく芝1600m以上に限ると通算【33-26-29-146】単回収率196%、複回収率124%。複回収率は初年度から4年連続で黒字域をキープという強力なデータがある。

◆特注条件
◎田辺裕信騎手×福島ダート
◎エピファネイア産駒×芝1600m以上



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