フットサルはどんなコートで行われるの?
フットサルは本来、室内のインドアコートで行われるスポーツだ。フットサルのプロリーグであるFリーグの試合は、体育館などの屋内コートで行われる。しかし、レンタルすることのできるフットサルコートの多くは屋外にありアウトドアコートでプレーする機会の方が多くなると思う。コートの種類が違うとプレーの感覚が異なるだけでなく、使用できるシューズなどにも違いがあるので、それぞれのコートの特徴をしっかりと把握した上でフットサルを行おう。
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フットサルをやってみたい人、始めたばかりの人はどういったコートでフットサルが行われるのかよくわからないという人が多いと思う。そこで今回はフットサルのコートの種類を紹介し、その特徴を紹介したいと思う。
フットサルは本来、室内のインドアコートで行われるスポーツだ。フットサルのプロリーグであるFリーグの試合は、体育館などの屋内コートで行われる。しかし、レンタルすることのできるフットサルコートの多くは屋外にありアウトドアコートでプレーする機会の方が多くなると思う。コートの種類が違うとプレーの感覚が異なるだけでなく、使用できるシューズなどにも違いがあるので、それぞれのコートの特徴をしっかりと把握した上でフットサルを行おう。
レンタルできるコートの多くはアウトドアコートと書いたが、自治体が所有する体育館や学校の体育館などのインドアコートを使用することができる場合もある。
ひとえにインドアコートといっても様々な種類のものがある。それぞれのコートの決定的な違いは床の材質だ。
例えば学校や自治体の体育館というのは、ほとんどの場合木の床だ。茶色い体育館の木の床と言えばイメージしやすいかもしれない。木の床の特徴はボールが跳ねやすく摩擦が他のコートよりも少ないのでよく転がる。一方でスポーツ用の床ということで、スポーツタイルやタラフレックスという材質で作られたコートもある。これらのコートの場合体育館ほどボールは跳ねず、転がり具合も体育館より控えめだ。
ボールの跳ね方や転がり方は違うので、ボールをパスする時や止める時に注意する必要がある。
アウトドアコートでよく見られるのは、人工芝のコートだ。人工芝のコートの場合、インドアコートほどにボールが跳ねたり転がったりすることはない。そのためパスは少し強く蹴らないとスピードが出ず、相手に取られる可能性がある。また、コートの材質以外の面での特徴として、アウトドアコートの場合立地の良さが挙げられる。全てのコートが当てはまるわけではないが、都心のように土地があまりないようなところだと、ビルの屋上にコートがあるケースがよく見られ、駅近というメリットがある。
しかし一方で屋外にあるということで、雨天時にはコートが使用できなくなる場合があるので、使用する際には天候も気にしておく必要がある。
インドアコートの場合、使用できるシューズが制限されていることがある。使用できるシューズを一言で言うと「シューズの裏が飴色か白で平らなもの」となる。しかし、裏が飴色で平らなシューズは屋外用のもの、サッカーのトレーニングシューズなどもあるため、飴色で平らだからOKといわけにはいかない。
例えばサッカーのトレーニングシューズは一見すると平らなのだが、裏にイボイボがついていて、面が少しでこぼこしている。これだと体育館などの床を傷つけてしまうので、使用することはできない。
では屋内で使えるシューズはどのように見極めればいいのかと言うと、ズバリ「ノンマーキング」であるかどうかということだ。ノンマーキングとは簡単に言うと、シューズの跡がつかない材質でできているということになる。そのため床を傷つけることがないので、インドアコートで使用できる。インドアコート用のシューズを選ぶ際には「ノンマーキング」を忘れないでほしい(もしわからないときは店員さんに聞こう)。
アウトドアコートのシューズは、インドアコートのシューズのように制限されていることはほとんどない。サッカーのトレーニングシューズでもいいですし、極端なことを言うと運動のできる靴でも問題はない。しかし、ボールの止めやすさや走りやすさなどを考慮したシューズを選ぶことをお勧めする。
特にアウトドアコートの多くは人工芝のものが多く、人工芝の特徴としてやや滑りやすいとういうことが挙げられる。そのためシューズを選ぶ際には実際に履いてみて走りやすいか、止まりやすいかといったポイントを気にしながら選んだほうがいいだろう。
ここまで、フットサルコートの種類について紹介してきた。体育館や人工芝などタイプの異なるコートが存在する。コートによっては使えないシューズもあるが、ルールを守ってシューズを選べば楽しくプレーすることができるはずだ。