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メジャーへの近道!?スプリットを投げる投手は誰がいる?


野球ボール

Photo by KonstantinChristian/shutterstock.com

フォークボールと同じようにストレートと同じ腕の振りから打者の手元で急激に落ちるスプリット。 メジャーリーグで活躍する日本人選手が多く使用している球種でもある。 そのスプリットを、現在どういった投手が使用しているのか紹介する。

空振りも奪えてゴロも打たせられるスプリットとは?

日本人メジャーリーガーで実績を残している選手の多くが使用している魔球スプリット。フォークボールよりも握りを浅めにすることで、ヒジへの負担を軽くしている。ストレートと同じ軌道で投げることで、打者は直前までストレートなのかスプリットなのかが判断つかないのだ。
また、落差はフォークボールよりも小さいだが、球速が出ることで急に目の前から消える感覚に打者は陥る。空振りを奪う、ゴロを打たせる、双方に使えるため、決め球としてだけではなく、カウントの早い段階でも投じられることが多くなっている。

「えげつない」スプリットを投じるのは田中将大選手

ニューヨーク・ヤンキースのエースとして活躍する田中将大選手の代名詞はスプリットだ。東北楽天ゴールデンイーグルス時代に、田中選手は、福岡ソフトバンクホークスに所属するブライアン・ファルケンボーグ選手のスプリットを見て真似をしたことが習得のきっかけと語っていた。
田中選手はヤンキース移籍後の1年目から決め球としてスプリットを多用し、多くの三振を奪う。現在のメジャーリーグではスプリットを投げる選手が非常に減っており、打者が見慣れていないことも田中選手に優位に働いているのだ。「えげつない」とも称されているスプリットを武器に、さらなる活躍が期待される。

メジャーリーグ屈指のスプリット使い!上原浩治選手

2017年シーズンからシカゴ・カブスへと移籍した上原浩治選手の決め球はスプリットだ。ストレートの球速が130キロ代後半から140キロ前半と、メジャーリーガーでは遅い部類に入る上原選手が活躍できるのは、このスプリットがあるからだ。
上原選手のストレート、スプリットは同じ投球フォームから投げ分けているため、打者は惑わされる。そのため、球速の遅いストレートでもスプリットの幻影を組み合わせることで空振りを奪い、実績を積み上げることができたのだ。伝家の宝刀スプリットを駆使し、2013年以来となる2度目のワールドチャンピオンに輝く期待がかかる。

ダルビッシュ有選手も認めた!岩隈久志選手のスプリット

東北楽天ゴールデンイーグルスから海外FA権を行使してメジャーリーグのシアトル・マリナーズへ移籍した岩隈久志選手。肩の故障もあり「メジャーリーグの中4日で回る過酷なローテーションでは通用しない」「すぐ故障する」といった懐疑的な声が聞こえていた。しかし、メジャーリーグ移籍後も決め球のスプリットを駆使し、ローテーションの柱としてチームを支えている。
岩隈選手のスプリットは低めへのコントロールが抜群で、追い込んでからの決め球として主に使用している。ダルビッシュ有選手も絶賛しており、現在のメジャーリーグにおいてもトップクラスと自身のツイートで発信をしていた。

日本で最初にスプリットを投げた!?桑田真澄選手

日本でスプリットという球種を世の中に広めたのは桑田真澄選手だろう。1980年代後半から1990年代にかけて活躍した桑田選手は、スプリットを駆使してエース級の活躍を見せていた。当時はスプリットとは呼ばれておらず、「スプリット・フィンガード・ファストボール」や略して「SFF」と呼ばれていた。
桑田選手はスプリットについて「落ちればいいわけではない。同じ軌道でストレートを投げ込むことが大事」と語っており、ストレートの重要性を説いている。打者はストレートだと思いバットを振るが、実際はスプリットのため空振りしてしまう。そういったイメージが大事ということなのだ。

まとめ

スプリットを駆使する日本人投手の多くはメジャーリーグで活躍する選手だ。2016年で引退した黒田博樹選手もスプリットを多用していた。 スプリットはメジャーリーグで成功するための1つの要素かもしれない。 日本人投手が海を渡るとき、持ち球にスプリットがあるか確認するのも面白いかもしれない。

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