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東北で開催される、おすすめのトライアスロン大会

2016 12/16 11:07
トライアスロン,Shutterstock.com
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Photo by Digoarpi/Shutterstock.com

最近のトライアスロン人気には目を見張るものがあります。全国どこでも、季節を問わずさまざまな大会が開催されています。 そんなトライアスロンの大会情報を知りたい方も多いのではないでしょうか。 ここでは、東北地方で開催されている、おすすめのトライアスロン大会をご紹介します。

抽選会も楽しみ、鰺ヶ沢トライアスロン大会

青森県西津軽郡鰺ヶ沢町で開催される大会です。鰺ヶ沢町はまなす公園を主会場に、町内周辺がコースになります。競技種目はオリンピックディスタンスの個人とリレーが行われます。 コースには少し癖があり、スイムは公園内の海水浴場を周回するため初心者向けともいえますが、バイクは高低差300mの山岳コースでアップダウンやブラインドコーナーなどが多く、ランもアップダウンの多い上級者向けコースとなっています。
レースが終わればスイカやメロンが食べ放題、表彰式後には青森の物産が当たる抽選会もあり、鰺ヶ沢の心づくしがうれしいレースです。

大震災から復興途上、みやぎ国際トライアスロン仙台ベイ七ヶ浜大会

宮城県七ヶ浜で行われている大会です。2011年の東日本大震災で第17回は中止になりましたが、翌2012年には七ヶ浜復興支援として第18回大会を再開した経緯があります。未だ復興途中であり、コース設定には苦労をしたようです。
それでも、七ヶ浜の復興経過をありのままに見てもらい、復興支援をお願いしたいとの思いもあり、競技はオリンピックディスタンスの個人とリレーのほかに、スプリントが行われています。スイムは港浜海浜公園海水浴場ですが、バイクとランは七ヶ浜町内を通るため、すこしトリッキーなコース設定になっています。

奥の細道ゆかりの地、秋田トライアスロン芭蕉レース象潟大会

秋田県にほか市象潟町を会場として行われる大会です。象潟は「奥の細道」の松尾芭蕉が訪れた最北の町として知られており、それにちなんで芭蕉レースと名付けられました。競技種目は、オリンピックディスタンスの個人とリレーに加え、ちょぺっとの部と呼ばれるスプリント(バイクは32km)の部も設けられています。
コースは、渚の百選に選ばれた透明度抜群の象潟海水浴場のスイムに始まり、鳥海山の麓を使った前半上り、後半下りのテクニックが要求されるバイクへと続きます。ランはフラットで走りやすい道程となっています。

サクランボが食べ放題、長井トライアスロン大会

2016年大会で32回目となる歴史のある大会で、山形県の内陸部にある長井市で行われています。競技種類はレギュラーと呼ばれるS1km、B50km、R10kmの変則距離の個人とリレー、S0.5km、B20km、R5kmのスプリントタイプで行われます。
スタートのスイムは25mプールを使うため、40名ほどのグループに分けて時間差で行います。バイクは長井市内に作られた1周10kmのコースを周回しますが、急なアップダウンはほとんどないフラットなコースです。ランもバイクコースを使って1回走ります。山形の大会らしく、ゴールの後はサクランボやスイカ食べ放題のサービスがついています。

大震災から復興、阿武隈川トライアスロン

福島県福島市の中央市民プールを中心に開催される大会です。この大会は2016年で31回目を迎えましたが、2011年の東日本大震災の影響で、26回大会は公式開催は取りやめ、練習会として会場を伊達市に移して継続した歴史があります。2012年も伊達市で行われましたが、2013年は会場を福島市中央市民プールに戻して再開されました。
競技はオリンピックディスタンスの個人のみで行われ、スイムは中央市民プール50mを15往復、バイクは阿武隈川サイクリングコース三本木橋~月の輪大橋間3周回、ランはプールから阿武隈川サイクリングロードを通って県教育会館前間を2往復の平坦なコースとなっています。

まとめ

東北地方で開催されるおすすめのトライアスロン大会をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。 東日本大震災の影響を受けた大会もありましたが、競技を継続させることで、復興への思いを強くした感があります。 開催地の果物食べ放題や特産物のサービスがある大会も多くあります。ぜひ参加してみてください。