「スポーツ × AI × データ解析でスポーツの観方を変える」

テニスの祭典!ジャパンウィメンズオープン2016の注目ポイントは?

2016 9/8 14:08
テニス
このエントリーをはてなブックマークに追加

2016年の注目ポイントは土井美咲の活躍!

今年のジャパンウィメンズオープン2016は、土井美咲の活躍に期待したい。世界ランキングは出場選手のなかでもっとも高く、優勝に一番近い選手といえる。一番のライバルは、土井と実力が拮抗(きっこう)しており世界ランキングも近い、ベルギー出身のヤニナ・ウィックマイヤーとラトビアのエレナ・オスタペンコだろう。

2016年シーズンはBNLイタリア国際でベスト8となり、ウィンブルドンで4回戦に進出した土井の武器は、強烈なフォワハンドと左利きを活かしたコースを突いたサービス。これに身軽なフットワークや粘り強さも加わり、着実に階段をかけあがっている。

2009年から新設されたジャパンウィメンズオープン2016!

2009年以前はジャパンオープンテニス選手権として開催されていたが、女子テニス協会(WTA)の再編により女子の部のみITFサーキットのランクとなった。ちなみに、男子の部は楽天ジャパンオープンとして継続している。

初年度の優勝者はサマンサ・ストーサーで、翌2010年には復活を果たしたクルム伊達公子が準優勝している。まさに日本で行われる女子テニスの祭典といえる。

ジャパンウィメンズオープン2016!今年のダブルス展望

数々の名勝負が繰り広げられてきたジャパンウィメンズオープンテニス。注目度が高いシングルスに負けず、ダブルスでも白熱した試合が繰り広げられている。

日本人選手では、2011年に伊達が漲帥と組み優勝。他にも、ダブルスの名手として知られている青山修子が藤原里華と組んだ2010年に準優勝し、その後レナタ・ボラコバと組んだ2015年に念願の優勝を手にしている。そして、開催場所(以前は大阪市靭テニスセンターだった)が「テニスの聖地」こと有明テニスの森公園へと移った2015年には、奈良くるみと組んだ土井が準優勝を飾った。

ダブルスのテンポの速さやチーム内のコンビネーションは、シングルスとは違った面白さがあり、見どころ満載。土井をはじめ、日本人選手の活躍に期待したい。