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中学からテニス部へ! 揃えるべき用具の手引き

2018 3/27 15:07Mimu
テニスラケット,ボール
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まずはラケットから選ぶ

テニスを始める場合、必須になってくるのがラケットとシューズだ。ラケットにもさまざまなものがあるので、いざ購入するとなると迷ってしまう。そこで、ラケット選びのポイントの1つである「重さ」をみよう。

重すぎるラケットは扱いにくいうえ、手首に負担がかかる。反対に軽すぎるものを選ぶと、早く振れる分、ボールを当てるポイントが雑になり、力負けすることも増える。適切な重さは持っただけではわからないことも多いため、実際に素振りをして判断しよう。

ラケットメーカーの数も多いかと思うが、あまり安すぎるラケットはお勧めできない。性能面はともかく、耐久性が全く違うからだ。やはり初めての場合でも、多少値は張るが有名なメーカーのものを購入するのがお勧めである。

シューズ選びも重要

シューズも種類があるが、日本で主流なのは「オムニ&クレーコート用」と「オールコート用」の2つだ。このうち、部活動などで使用するのであれば、まずは「オムニ&クレーコート用」を1足持っておくといいだろう。

テニスコートにも、土の「クレーコート」や、芝の「グラスコート」、砂入り人工芝の「オムニコート」、合成樹脂で構成された「ハードコート」など、さまざまな種類がある。レベルの高いクラスになると、コートによってシューズの種類を変えることもあるが、部活動の試合なら、クレーコートやオムニコートが使われることが多い。そのため、凸凹のソールが砂をうまくつかんでくれるオムニ&クレーコート用がお勧めだ。

オールコート用は、名前からしてどのコートでも使用することができそうだが、実はクレーコートやオムニコートで履くと滑りやすく、ケガの誘発につながってしまうこともある。ソールが平らなため、うまく砂をつかんでくれないのだ。反対にハードコートでは、その平らなソールが適度な摩擦を生み、滑り止めの役割を果たしてくれる。よって、安定感のあるプレーが可能となる。

ウェアやバッグは急ぐ必要はない

中学校の部活動であれば、体操服で練習に参加することも多いため、それほど急ぐ必要はないだろう。しかし、高校ではテニスウェアで練習しているクラブも多いので、事前に確認をとったほうがいいかもしれない。ソックスについては、テニス用の購入をお勧めする。普通のソックスで練習すると、すぐに破けてしまうからだ。

ラケットやシューズをまとめて収納できるので、テニスバッグは持っておくと便利だ(※バッグのサイズにもよるが)。こちらも急ぐ必要はないが、用途に合わせて早めに検討しておくと良いだろう。