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グランドスラム4大大会を知ろう(前編)

2017 6/28 09:44跳ねる柑橘
tennis grand
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全豪はかつてグラスコートだった!

全豪オープンといえば、青いハードコートが目に浮かぶ方も多いはず。しかし、この大会のサーフェスはかつてハードコートだったのをご存知でしょうか。
現在の会場メルボルン・パークが建設されたのは1988年。それまで会場として使われていたのは、メルボルンにあるクーヨン・テニスクラブという施設でした。ここのサーフェスはグラスでした。メルボルン・パークに会場が変更され、大きくバウンドするハードコートに変わったことで、全豪オープンで繰り広げられるテニスの性格が大きく変わることになりました。
現在、クーヨン・テニスクラブは全豪オープン前に「クーヨンクラシック」というエキシビションが開催されることで知られています。全豪オープンの前哨戦という位置づけのため、ここのセンターコートもサーフェスをメルボルン・パークと同じ素材のハードコートになっています。

灼熱のメルボルン・パークで1年の行方をうらなう

メルボルン・パークには3つの屋根付きコートがあります。先にご紹介した「ロッド・レーバー・アリーナ」と「マーガレット・コート・アリーナ」、そしてセカンドコートの「ハイセンス・アリーナ」です。
1988年に作られたロッド・レーバー・アリーナは、グランドスラムのセンターコートとしては初めて開閉式の屋根が設置されたコートですが、その目的は雨対策というよりは暑さ対策の意味合いが強かったのだとか。大会も暑さ対策をとっており、「エクストリーム・ヒート・ポリシー」と呼ばれる、熱中症対策のためのルールがあります。
これは外気温が35度を超えると、主審の判断のもと適用されるもの。3つの屋根付きコートでは屋根が閉められ、それ以外のコートでは試合開始時間の調整が行われます。
シーズン開幕直後の大舞台のため、オフシーズンの準備と練習の真価が問われることになります。またトッププロが拠点を置く欧米から遠い南半球のメルボルンまでの長距離移動と時差ぼけ、そして真夏の酷暑にも順応しなければならない、ハードな大会となっています。

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