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復活を遂げたフェデラーの涙~宿敵ナダルとの激闘を制し全豪テニス制覇!

2017 4/12 20:20もりちょく
テニス
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陰りが見え始めたレジェンド?BIG4の時代へ?

これまで王者に君臨し続けてきたレジェンドも30代に突入。かつてニューボールズとしてしのぎを削りあってきたライバルたちも、コートから姿を消すようになる。フェデラーにとっても、その圧倒的なプレーに陰りが見えてきた。
男子テニス界では、長年のライバルであるラファエル・ナダル選手(以下敬称略)に加え、ノバク・ジョコビッチ選手(以下敬称略)、アンディ・マレー選手らが台頭。男子テニス界は、「BIG4」と呼ばれる時代に移り変わる。これまでよりも厳しい戦いを強いられることになったフェデラー。
2012年には、背中の不調による欠場もあり、彼のものとなっていた世界ランク1位の座をジョコビッチに明け渡すことに。2013年には10年ぶりにトップ4から陥落し、徐々に表彰台に立つフェデラーの姿が消えていった。

コートから消えたレジェンド

2014年からは元世界ランク1位のステファン・エドベリ氏をコーチとして招聘。サーブ&ボレーの名手のもとで、かつての得意スタイルであるネットプレーを磨きなおし、原点回帰を図る。2014年の国別対抗戦・デビスカップでは、スイスを悲願の初優勝に導き、それ以降、ツアー通算1000勝、史上初のグランドスラム通算300勝など、かつてのレジェンドを思い出させるプレーが復活する。
しかし、2016年の2月、左ひざの内視鏡手術を受けることに。キャリア初の手術からの回復を目指す中、背部の怪我も重なり、全仏オープンを欠場することになった。
復帰後のウィンブルドンでは、準決勝、ミロス・ラオニッチ選手とのファイナルセット。14回ものラリーが続く中、ネット際で攻めようとした瞬間、相手の逆を突いたショットに足を滑らせ転倒。ラケットを放り出しコート上に倒れこむ。治療後にコートに戻るも惜しくも敗退。ウィンブルドン後には、完全に体を回復させるために、リオデジャネイロ五輪と全米オープンも含め、残りのシーズンを全て欠場することを表明した。
かつて302週もの間、世界ランク1位の王者に君臨し続けていたレジェンドも、2001年以降最低の17位まで陥落。BIG4、そして新たに台頭する若手選手らとの戦いは、35歳のフェデラーにとっては、体を満身創痍にさせることになった。

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