「スポーツ × AI × データ解析でスポーツの観方を変える」

全仏オープンテニス2017年の男子注目選手を紹介!

2017 3/16 09:28フェデ
テニス
このエントリーをはてなブックマークに追加

Photo by Mitch Gunn / Shutterstock.com

全仏オープンテニス2017年の男子注目選手を紹介していきたいと思います。はたして誰の手に全仏オープンのトロフィーが掲げられるのでしょうか。それぞれの個性がぶつかり合う迫力満点のプレーを楽しみましょう。

注目選手に成長した日本テニス期待の錦織圭選手

今や日本だけでなくアジアを代表するテニスプレイヤー・錦織圭選手。2016年シーズンはリオオリンピック銅メダルを含む活躍を見せ、自身3度目となるATPツアーファイナルにも出場するなど、見事トップ10の座を守り続けました。
2017年初の大会ブリスベン国際では、準決勝でワウリンカ選手を下して決勝へコマを進めるも、セットカウント1-2でディミトロフ選手に敗れて準優勝。優勝こそなりませんでしたが、その好調さをキープしたまま全豪オープンへ。4回戦でこの大会を優勝したロジャー・フェデラー選手と対戦し敗退するも、最終セットまでもつれる展開でした。
このように、高いレベルでの戦いを行ってきている錦織選手。錦織選手のコーチであるマイケル・チャンが成し遂げた1989年17歳最年少での全仏優勝の後を追い、師と共に戦う錦織選手に、今年も大いに期待がかけられます。

全仏オープンを勝ち抜く錦織圭選手の武器とは

全仏オープン2017優勝者に筆頭にも上げられる錦織圭選手。彼はなぜ優勝候補にあがっているのでしょうか。それは、かれのプレースタイルからも見てとれます。何よりも、動きが早くベースラインから打ち込めるストロークが武器で、中でもダウンザラインに決めるバックハンドは、フェデラー選手からも世界一と認められるほどです。
ストロークは、時には緩急を織り交ぜ時にはドロップショットも見せるなどそのバリエーションの豊かさも魅力です。また、最終セットに入った際の勝率が7割を超えるほどで、その粘り強さと精神的なタフさに定評があります。マイケル・チャンコーチのベースラインでの粘り強いプレースタイルをも踏襲する錦織選手。
全仏では、タフさと辛抱強さが求められるため、そのどちらも強い錦織選手が勝利する可能性が高くなる、と読むテニスファンも多いようです。

全仏オープンテニス2015年覇者スタン・ワウリンカ選手

フェデラー選手と同郷スイスのテニスプレイヤー、スタン・ワウリンカ選手。彼もまた、全仏オープンテニス2017年の優勝を狙う選手の一人です。ワウリンカは、ウィンブルドンを除いた他のグランドスラムの優勝経験があり、この全仏オープンも2015年に当時の世界ランキング1位ノバク・ジョコビッチ選手をやぶり優勝をしています。彼の持ち味は、なんといってもダイナミックな片手バックハンドです。クレーやハードを得意としており、パワーでドンドン押していくプレーには迫力があります。ストロークでおしていく展開をしていくのが得意ですが、200km/hを超えるサービスも武器にしており、相手選手としては、一度載せてしまうと手が付けられなくなります。

全仏オープン優勝を目指すミロシュ・ラオニッチ選手

2016年ウィンブルドンの準優勝が記憶に新しいミロシュ・ラオニッチ選手。まだグランドスラム優勝はないものの確実にその座を狙っている選手の一人です。
身長192cmから繰り出す高速サーブは250km/hを超え、サービスエースを量産していきます。このサーブと、強力なフォアハンドから放たれる打球は迫力満点です。ハードコートやグラスコートを得意としていることもあり、クレーのサーフェイスである全仏オープンでの活躍を疑問視する声もありますが、ここ最近の活躍を見ていても、好調さは持続されており、期待は大きく膨れ上がっています。

テニス界の魔術師ガエル・モンフィス選手

フランス出身のモンフィス選手。彼もまた全仏オープンテニスでの活躍が期待されている選手です。2008年には全仏お―プンでベスト4に食い込んでいます。身体能力が高く、長い手足をうまく使ったコートカバーリングは目を見張るものがあります。時にはトリッキーなプレーも見せ柔軟な発想から繰り出されるショットは、見るものを驚かせてくれます。
2017年全豪オープンでは、準決勝まで進むなど2016年からの好調を続けており、今年の全仏オープンの活躍がいまから楽しみです。

まとめ

以上、全仏オープンテニス2017男子の注目選手を紹介してきました。誰もが優勝を狙える位置におり、最後まで白熱した戦いが見られることは間違いありません。皆さんも予想しながら観戦してみてはいかがでしょうか。