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東京パラリンピックが開催される前に、パラ卓球の注目選手を知ろう。

2017 9/13 14:03あんこ
パラリンピック 卓球
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期待の新星・岩渕幸洋選手

1994年生まれの岩渕幸洋選手がパラリンピックを意識したのは、中学3年の時だった。当時所属していた卓球部のコーチから「パラリンピックを目指す資格がある」と指導されたことがきっかけだった。岩渕選手はそれまで自分の足の障がいは軽度であり、パラリンピックに出場できる資格があるとは考えてもいなかった。岩渕選手にとってコーチの言葉は、まさに人生を変える一言となったのだ。

夢から目標に変わったパラリンピックを目指して卓球に打ち込む岩渕選手は、着実に力をつけていった。リオに出場する前にはクラス別では国内敵なしの強さになり、アジアパラリンピック第3位に輝くなど、数々の記録を達成していった。岩渕選手は2020年の東京パラリンピック出場を目指し、早稲田大学卓球部でさらなる練習に励んでいた。しかし、予想よりも早くリオへの出場が決定したのだ。

世界大会への出場経験のある岩渕選手は「リオを楽しむ」気持ちでパラリンピックに挑んだ。しかし実際に思っていたパラリンピックとは熱気や迫力が違い、一気に緊張の波が彼を襲った。試合後に「あの時は自分のことだけで精一杯で、相手のことを考える余裕はありませんでした」と語り、コントロールを失いつも通りのプレーができなった岩渕選手は、残念ながら予選リーグで敗退してしまったのだ。
しかし岩渕選手にとって、このリオの敗退は決してマイナスではなく、「次」に繋がる貴重な経験となったであろう。まだ若い岩渕選手の次なる目標は勿論、2020年の東京パラリンピック卓球への出場である。自国のパラリンピックで、もう一回り大きくなった岩渕選手の活躍をぜひ見たいものだ。

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