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ゴーグルの選び方について~水泳競技において重要な道具の一つ~

2016 10/3 15:52
水泳 ゴーグル
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Photo by Satyrenko/Shutterstock.com

2016年のリオデジャネイロオリンピックでの日本人の活躍がめざましかった競技のひとつが水泳競技です。
近年、素材の変化などで進歩する水着と同様に、水泳に必要な道具であるゴーグルの選び方についてポイントを紹介します。

クッションの有り無しによるゴーグルの選び方

顔とゴーグルに接する部分にゴムのクッションが有るか無いかで、付け心地が大きく違い、用途が変わります。 クッションがあるものは、水の抵抗は大きいですが、ゴーグルの付け心地がやわらかく感じる場合が多く、初心者やフィットネス用に適しています。
また、クッションがないものは、顔によりフィットするので水の抵抗が少なくなります。ただし、密着度が高いため目が痛くなる場合があり、長時間使用には向いておらず、主に競泳用や競技用に使用されます。

レンズの種類によるゴーグルの選び方

メガネなどを使用している場合は、度付きのレンズを使用することが多く、選ぶときは専門店でテストレンズなどを実際にはめて行います。 まぶしい太陽をさえぎるように屋外で使用する選手や、試合時に目の表情や動きによる調子を他の競技者に見破られないようにする選手などに選ばれるのが、表面をミラーコーティングされたミラーレンズです。
また、レンズの色というのはそれぞれの個人の好みが大きいですが、見た目の印象も色によって違うで、レンズの色でゴーグルを選ぶのも選び方のひとつです。

用途でのゴーグルの選び方

水泳のゴーグルといっても用途はさまざまです。 まず、レーシングゴーグルは、水の抵抗を受けにくく、スピードを追求する選手が主に使用します。試合や記録会などで使用するため、国際水泳連盟(FINA)の承認のゴーグルであることが必要です。
トレーニングゴーグルは、スイマーがトレーニング時に使用するので、長時間の使用が予想されるため、つけ心地やベルトの調整のしやすさ、つけはずしやすく持ちやすいなども選ぶポイントとなります。 また、アイカップが大きめで、つけ心地のソフトなフィットネスゴーグルは、初心者・中級者向きで、水中ウォーキングやアクアビクスなどにも向いています。

子供用ゴーグルを選ぶ時のポイント

子供のゴーグル選びは、対象の年齢をもとに、プールの水には塩素なども入っているので、少しでも直接目などに入らないように、目元にフィットするものを選ぶとよいでしょう。また、成長途中なので、鼻やベルトなどの調整がしやすいことが重要です。
また、屋外で遊ぶときは、ミラーレンズなどで目を守ったり、曇り止めのあるタイプを選んだり、スイミングスクールなどに通っている子供には、水泳を楽しめるようにかわいいデザインや色など、子供の趣味に合わせてあげると、ゴーグルにも愛着を持って使用してくれます。

メーカーによるゴーグルの選び方

水泳のゴーグルにおいては、VIEW、SWANS、arenaなどのブランドが有名ですが、それぞれ特徴があります。
機能性を第一に、独創的なデザインで使用する人の視点で作っているのはVIEW。サングラスやスノースポーツ用など幅広く作っているSWANSは、フィット感やスイマーの目の保護を考えています。また、フランス生まれのスポーツブランドのarenaは、トップスイマー向けの製品をはじめ、さまざまなスイマーに対して、デザイン性や機能性を兼ね備えた製品を揃えています。

まとめ

水泳のゴーグルについてまとめてみました。 スイマーのレベル、使用する環境、また年齢性別などによって、いろいろな種類のものがあることがわかりました。 自分に合ったゴーグルを選んで、より一層水泳を楽しんでください。

以上「ゴーグルの選び方について~水泳競技において重要な道具の一つ~」でした。