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2020年東京オリンピック正式種目に決定!サーフィンを大予想

2017 1/30 12:29
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出典: trubavin/shutterstock

2020年に開催される東京オリンピック。 サーフィンが追加競技として採用されることが決定しました。 そこで、東京オリンピックのサーフィンはどのような競技になるのか予想してみました。

サーフィンはどんな競技?

レジャースポーツというイメージが強いサーフィンですが、競技人口はなんと全世界で3000万人以上!日本はもちろん、世界中のビーチで大会が開催されており、若者を中心に人気のあるスポーツです。
使うボードの種類によって、大きく分けてロングボードとショートボードがありますが、今回オリンピックに採用されたのはショートボードの男女2種目です。
競技としては、波に乗った状態で繰り出す技の難易度やスピードなどによって点数が加算され、そのスコアを競うというものになります。

オリンピックのサーフィン正式採用に伴う国内の反応

サーフィンに関しては、「サッカーや野球のように勝敗がわかりにくいのではないか」「自然を相手にするので天候に左右されるのではないか」といった懸念があったようですが、競技人口の多さと若い年代へのアピールという意味合いも含めて採用に至ったようです。
なんといっても、オリンピック史上初の競技の舞台が日本という輝かしい事実に、国内のサーファーたちは歓喜に沸いたことでしょう。都心からのアクセスも良い神奈川県の稲村ヶ崎や千葉県の一宮町など、サーファーに人気のスポットがあるということも一因だったのではないでしょうか。

サーフィンのオリンピック競技会場

各市町村における開催地の招致アピール合戦も白熱しました。まだ正式に決定はしていませんが、開催予定地として前述した千葉県一宮町の釣ヶ崎海岸が挙げられています。都心からのアクセスの良さと、波の質の高さが選定理由の一因となりました。
サーフィンだけではなく、他の競技もまだ開催地の調整が進められていることもあり、変更になる可能性もありますが、プロ・アマ問わず多くのサーファーが集まる聖地として知られる一宮町が開催地になれば、国内のサーファーたちが盛り上がることは間違いないでしょう。

オリンピックにおけるサーフィンの強豪国とは?

ハワイやオーストラリアはサーフィンスポットとして知られていますが、やはり波の質や競技人口の多さは強さに比例するようで、アメリカやオーストリア、ブラジルの選手が世界大会で活躍しているようです。日本ではレジャースポーツのイメージが未だ根強いですが、海外ではプロサーファーとして賞金を稼いだり、サーフィンの雑誌やTV番組も盛んなのだとか。
大会での日本人選手の活躍は近年目立っていませんでしたが、大原洋人選手が2015年の「Vans US Open Of Surfing」で日本人初の優勝という快挙を成し遂げて注目されました。

サーフィンの注目代表選手とは

前項でご紹介した大原選手は、間違いなくオリンピックでの活躍が期待される選手といえるでしょう。大原選手は開催予定地である一宮町出身で、出身校である明聖高等学校のサーフィン部は今年全日本サーフィン選手権でチャンピオンを輩出するなど、地域一丸となってサーフィンを盛り上げています。
大原選手は東京オリンピック開催の2020年には23歳。日本代表チーム「波乗りジャパン」を引っ張っていく選手として、その活躍が期待されています。

まとめ

いかがでしたか?追加種目に正式採用され、国内でますます盛り上がりを見せるサーフィン。オリンピック競技として、日本で観戦できるのが楽しみですね。若い世代の活躍が期待できるサーフィンに、これからも注目していきたいと思います。