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サーフィンをするならお気に入りのウエットスーツで!選び方5選

2017 1/30 12:11
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Photo by Digital Media Pro / Shutterstock, Inc.

サーフィンを始めたいという方は、せっかくなので用具にもこだわりたいですよね。 サーフボードとともに、自分好みのウエットスーツを着て海に出れば、気分が盛り上がること間違いなしです。 今回はサーフィン用ウエットスーツの選び方を紹介します。

ウエットスーツの種類は気候に合わせて選ぶ

一口にウエットスーツといっても、その種類はたくさんあります。夏場を除いて春から初冬まで利用することが多いのは、手首や足首まで全身を覆う「フルスーツ」です。素材の厚さから通称3ミリとも呼ばれており、年間を通じて汎用性の高いウエットスーツでしょう。
春の終わりや初夏、秋口のような、外気は暖かいものの水温が下がってきた頃は、腕が半袖の「シーガル」、逆に外気は冷たいけど水温が温かい秋から冬には、長袖、膝上までの「ロングスリーブ」を選ぶとよいでしょう。

真冬のサーフィンは全身を覆う必要もある

一方、真冬にサーフィンをするときは、ゴム素材が5ミリと厚めの素材を使用した「セミドライスーツ」、内部に水が侵入しにくい「ドライスーツ」を利用することになるでしょう。冷水から保護するため手や足先まで覆うグローブ、ブーツも必要となりますし、冷風から頭を保護するキャップもあります。
しばしば水着のみでサーフィンをしている映像を見ることがありますが、体温の維持や衝撃の保護という観点から見ると、やはりウエットスーツは必要となります。

ウエットスーツは2~3着持つのがベスト

ただ、ウエットスーツも安くはありません。フルスーツでも安くて4万円代、全身を覆うドライスーツなら数十万円するものもあり、非常に高額と言えます。季節に合わせて買い換えたいところですが、コストがかかる点を考えると、これまで挙げてきたすべてのウエットスーツを買う必要はなく、2~3着を多用するのがベストではないでしょうか。
たとえば、湘南地域であれば、秋から春まではセミドライかフルスーツ、5~10月頃はシーガルを着用するというパターンでも乗り切ることは可能です。ゴム素材のウエットスーツを何着も買うと、あまり着ないのに劣化してしまうこともあるので、厳選して購入するのがベターでしょう。

ウエットスーツは有名な海外ブランドから日本初ブランドまで多彩

サーフィン用のウエットスーツブランドの代表的なものを紹介していきましょう。定番ではアパレルとしても有名なオニールや比較的若いブランドのハーレー、海外のトップサーファーから高い支持を集めているビラボンなどがあります。
もちろん、日本発のブランドもたくさんあります。その多くが湘南・鎌倉地域を発祥としており、高級感を売りにしたRASH、オシャレ感を追究したRLMなどが代表的です。国内の古参ブランドとしてはDOVE(1975年創業)が有名で、シンプルなデザインと高品質を売りに人気を集めています。

ウエットスーツの価格は動きやすさと保温性に表れる

初心者のみなさんは、ウエットスーツの価格差がどこに現れるのかわからないと疑問に思っている方も多いでしょう。価格差は保温性や動きやすさに現れてきます。体へのフィット感はサーフィンのパフォーマンスにも影響しますし、冬場の冷たい水中ではしっかり体を保護してくれる保温性のあるものを選びたいものです。
とはいえ、近年は安価な製品でも品質が格段に向上しています。ウエットスーツにもこだわりたいという方はフルオーダーするのもよいですが、自分の体に合わせて指定の部分を数センチほど調節できるカスタムオーダーでも理想のフィット感が得られるでしょう。

まとめ

ウエットスーツの種類や季節に合った選び方、ブランドなどについて紹介してきましたが、いかがでしたか? ウエットスーツは自分の体を保護するという大切な役割を果たすものなので、慎重に選びたいところではありますが、高価なものでもあるので、使用する季節と気候を考えて厳選することをお勧めします。