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意外と知られていない大相撲の年間スケジュールを見てみよう

2017 10/13 10:05跳ねる柑橘
sumo training
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【8月~10月】夏に伸び秋に化ける

夏巡業は名古屋場所のあとに行われるということもあり東海地方から始まり、北陸や東北、北海道など日本の北に進路をとる。また、関東の中で春巡業で訪れなかった地域などを回る場合もある
。夏巡業の期間は、一年のちょうど折り返しの時期であり、後半に勢いをつけたい力士は稽古に精を出し、夏場所や名古屋場所で負傷した力士はまとまった時間休養をとることで英気を養う。一年の後半に向けての準備期間でもあるのだ。
長い夏巡業の期間が終わると、9月には九月場所、別名秋場所が開催される。しっかりと鍛錬を積んだことで「化ける」力士も多いのがこの秋場所だ。2016年の秋場所でカド番全勝優勝を果たした豪栄道関はまさにその例と言える。

10月には明治神宮例祭奉祝全日本力士選士権大会が行われ、横綱土俵入りが奉納されたのち、両国国技館に場所を移しトーナメント形式で取り組みが行われる。また10月中は秋巡業が行われ、この時も関東や東海地方も回るが、近畿や中国地方への巡業がメインとなる。

【11月~12月】九州力士凱旋の冬

11月には、福岡県の福岡国際センターで十一月場所が行われる。九州で開催されるため通称は九州場所だ。九州出身の力士への熱い声援で知られる九州場所は、年内最後の本場所ということもあり、総決算の気持ちで臨む力士が多い。
また日本相撲協会とNHK福岡放送局との共催で、九州場所前夜祭が催されるのが大きな特徴だ。力士のど自慢といったイベントや、九州出身力士の紹介などがなされ、地元ファンは大いに盛り上がる。

九州場所が終わると、力士達には冬巡業が待っている。九州場所の後ということ、また暖かい地域で稽古を積むために、そのまま九州・沖縄で巡業が行われる。年末には部屋で餅つきなどの行事を行って、一年を締めくくる。そしてまた新しい一年を迎えるのだ。

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