「スポーツ × AI × データ解析でスポーツの観方を変える」

意外と知られていない大相撲の年間スケジュールを見てみよう

2017 10/13 10:05跳ねる柑橘
sumo training
このエントリーをはてなブックマークに追加

【5月~6月】感動を呼ぶ夏場所

春巡業を終えると、両国国技館に戻り、五月場所が執り行われる。暦の上では5月だが、夏場所とも呼ばれる。夏場所のエピソードとして有名なのは、2001年の総理大臣杯授与の際の出来事だろう。
小泉純一郎総理(当時)がケガをおして出場し優勝した横綱貴乃花関にかけた「痛みに耐えてよく頑張った!感動した!おめでとう!」という言葉はその年の流行語にもなった。

夏場所が終わると、稽古の季節だ。次の七月場所が行われる名古屋に向かう部屋もあれば、各地の部屋で稽古を行う部屋もある。また毎年行われるわけではないが、この時期に海外巡業や海外公演を行うことが多い。国交樹立何周年といった様々な記念行事に合わせて行われる。
またハワイなどで行われた際に、現地の有望な若者がスカウトされたこともある。ハワイ出身力士の草分け的存在の高見山大五郎さんもハワイ巡業の際に見いだされた。

【7月】荒れる名古屋

7月は名古屋にある愛知県体育館で七月場所、通称「名古屋場所」が開催される。名古屋場所といえば、1972年に高見山大五郎さんがこの名古屋場所で優勝し、外国人力士優勝の第1号に輝いた場所でもある。
大会運営の点から特徴をあげると、この名古屋場所は本場所で唯一の共催。他は全て日本相撲協会の単独開催なのに対して、名古屋場所は中日新聞社との共催である。そのため場所中は、毎日中日新聞社の懸賞が入っているので注目してみてほしい。
また夏の暑さが厳しい名古屋での開催は、力士にとっても苛酷な場所。体調を崩し休場する力士が多いとされるが、それは前半戦の疲労がたまったところで、この暑い名古屋に来るからかもしれない。それもあってか平幕優勝が過去5回もある。
そのため「荒れる名古屋」などと言われることも。そんな厳しい名古屋場所が終わると、長期間の夏巡業がやってくる。

おすすめの記事