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大相撲五月場所の見どころをご紹介

2017 3/8 20:01まるちゃん
大相撲
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Photo by J. Henning Buchholz?/?Shutterstock, Inc.

初場所で稀勢の里が念願だった横綱に昇進したことにより、4人の横綱の戦いが繰り広げられる豪華番付となった五月場所。 両国国技館で開催される夏場所の見どころを紹介していく。

五月場所の見どころのひとつ両国国技館

五月場所が開催される両国国技館は、1月の初場所と、9月の秋場所とあわせて本場所が3回も開催されている。 まずは五月場所の見どころのひとつである、両国国技館を紹介していく。音楽イベントやミュージシャンのライブなども行われているが、相撲ファンにとって両国国技館はまさに聖地。チケットを取ることも困難なほど人気の本場所であるため、場内は満員御礼が毎日続いている。
相撲ファンであれば一度は訪れたい両国国技館だが、たとえチケットが取れなくても、本場所がないシーズンは売店や館内見物に訪れるのもオススメ。また近くには相撲博物館があって、相撲ファンには見どころたっぷりとなっている。

大一番が生まれる五月場所とは

10,000人以上の収容数を誇る両国国技館で開催される五月場所。過去には小柄ながらも最強と称された横綱・千代の富士と、当時は若手ナンバーワンだった前頭筆頭・貴乃花の名勝負が多くのファンの記憶に残っている。世に言う昭和の名横綱と平成の名横綱の大一番も五月場所だった。
そんなことから、五月場所は大一番やドラマが数多く生まれる場所でもある。また、五月場所は1年の中でもほぼ中間にあたり、本場所の折り返し地点。後半戦に向けて力士たちがどんな戦いを見せるのか、見どころがたくさんある。

2017年大相撲の五月場所は4横綱の戦いに

2017年本場所のもっとも大きな見どころは4横綱による優勝争い。数多くの記録を打ち立て、今や貫禄たっぷりの横綱・白鵬。初場所でのケガから復帰が期待される横綱・鶴竜と、同じくケガによる休業からの復活を目指す日馬富士。そして初場所で遅咲きながら久しぶりの日本人横綱となった稀勢の里。
休業していた力士も含め、4人の横綱たちがどういった優勝争いを見せるのかが、夏場所のもっとも大きな見どころとなっている。

大相撲の五月場所は力の差が出やすいシーズン

シーズン折り返し地点となる五月場所は、夏場所とはいえ暑くなく過ごしやすい陽気が続く季節。肉体的にも負担が少なく力士たちも過ごしやすいため、力と力がぶつかり合う本場所となっている。また、初場所と春場所と2回の本場所を重ねて、力士たちも体が仕上がってくるシーズンだ。
そのため、2016年の夏場所は横綱・白鵬が全勝で優勝した。そこから見えてくることは、“強い者はより強さが増す”ということ。後半戦の行方を占う意味でも、目が離せない五月場所となっている。

五月場所は手の内を知ったもの同士の激しい争いにも注目

夏場所は4人の横綱だけではなく、幕内の力士たちにも注目が集まる。
たとえば、大関から陥落してしまった関脇・琴奨菊には、もう一度大関昇進をかけた期待が集まっている。また、横綱になったばかりの田子ノ浦部屋の稀勢の里と佐渡ヶ嶽部屋の関脇・琴奨菊は、二所ノ関一門の連合稽古での練習相手。互いの手の内を知った新しい横綱と大関復帰を目指す関脇の2人がどういった戦いを見せるのか、五月場所に注目が集まる。

まとめ

2017年の大相撲五月場所の見どころや開催地である両国国技館の魅力を紹介した。 日本人力士が久しぶりに横綱となった大相撲界、相撲ファンでなくとも五月場所は気になるところだ。見逃さないようにしたい。