「スポーツ × AI × データ解析でスポーツの観方を変える」

大相撲の“東京場所”を知って観戦を10倍楽しもう!

2016 11/8 19:20
相撲
このエントリーをはてなブックマークに追加

Photo by J. Henning Buchholz / Shutterstock.com

東京場所を観戦しにいく醍醐味を知りたいという人も多いと思う。 そこでこの記事では、大相撲の東京場所の楽しみ方を紹介する。

大相撲の東京場所は年に3回開催される

大相撲の本場所は奇数月の1月、3月、5月、7月、9月、11月の6回開催される。
このうち、1月と5月と9月に行われるのが東京場所だ。開催場所は両国国技館だ。JR総武線の両国駅西口から徒歩2分の場所にあるので、アクセスも抜群だ。
なお、期間は連続した15日間。今後の東京場所の日程は以下の通りだ。

平成29年一月場所:1月8日(日)~1月22日(日)
平成29年五月場所:5月14日(日)~5月28日(日)
平成29年九月場所:9月10日(日)~9月24日(日)

チケットは最安2000円から購入可能

大相撲の座席には「溜席」「マス席」「イス席」の3タイプがある。
その中でも、一番土俵に近い「溜席」はおよそ1万5000円くらい。ちなみに、この席は力士たちの転落による傷害の恐れもあるので、小さなお子様やお年寄りの方は購入不可となっている。さらに、飲食や写真撮影などは一切できない。
その次に土俵から近い「マス席」のチケット代金は1万円~1万2000円くらい。溜席と同様に靴を脱いで座布団の上で観戦するが、溜席との大きな違いは、飲食も写真撮影なども可能な点だ。ゆっくり飲食も楽しみながら観戦したい方には、このマス席がおすすめだ。
そして国技館の2階席にあたる「イス席」のチケット代金は4000円~9000円。こちらも飲食や写真撮影はOK。国技館の全体の雰囲気を楽しみつつ、相撲を観戦したい方には打って付けだろう。
これらはすべて前売りでの販売になり、販売は本場所のおよそ1ヶ月前からスタートする。
早めに購入しないと売り切れになってしまうことが多く、その場合は当日券が狙い目だ。当日券の販売はイス席のみだが、値段がおよそ2000円と非常にリーズナブルで、映画を観にいく感覚で相撲観戦ができる。

大相撲・東京場所の楽しみ方(1)国技館のエントランスも見逃さない

東京場所は力士の取り組みだけを楽しめばいいという考えは大間違いだ。観戦は国技館に足を踏み入れた時点でスタートしている。
まずは正面入り口。ここでチケットを提示すが、実は過去に活躍した往年の力士たちがチケットのもぎりを行っている。そしてエントランスには、本場所で優勝した力士に贈られるトロフィーや商品などが展示されている。
さらに国技館1階には相撲博物館があり、本場所のチケットがあれば無料で入場できる。ここには番付や化粧廻しをはじめとした相撲に関する資料が展示されている。
本場所は朝9時にスタートして終わるのが夕方の6時。かなり長丁場だので、こういったところも楽しんでみてはいかがだろうか。

大相撲・東京場所の楽しみ方(2)公式グッズ売店で現役親方と触れ合う

国技館の中には、たくさんの売店や飲食店が軒を連ねる。その中でも「公式グッズ売店」は、横綱土俵入り手ぬぐいをはじめとした相撲協会の公式グッズが販売されている売店で、人気商品は売り切れてしまうこともしばしばだ。
驚くべきことに、現役の親方たちが売店に常駐しているので、親方たちと近くで触れ合うことができる。これは相撲ファンにとっては嬉しいメリットではないだろうか。
なお、13時?16時の間しかオープンしていないので注意が必要だ。

まとめ

東京場所の楽しみが取り組みだけだと思ったら大間違いだ。 その他にもたくさん楽しみ方があるので、ぜひ参考にしてみて欲しい。