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全国の高校生に贈る全国高等学校サッカー選手権大会の応援歌

2017 10/13 10:05hiiragi
サッカー 応援
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2016年95回家入レオ「それぞれの明日へ」

2017年1月9日第95回全国高校サッカー選手権決勝大会では、青森山田高等学校対前橋育英高等学校の決勝戦に先駆けて、応援歌「それぞれの明日へ」がシンガーソングライター家入レオさんによって披露された。

「それぞれの明日へ」は本大会のために作られた新曲で、作詞を家入レオさん、作曲を多保孝一さん、編曲を本間昭光さんが担当して作られた。オファーをもらってうれしかったと言う家入レオさんは試合に出る部員、ベンチ入りできない部員の、れぞれの立場で仲間へ向けたメッセージを歌詞に込めたそうだ。

「それぞれの自分に向き合って、それぞれの明日へ進んでほしい」そんなメッセージが込められている。 決勝戦は青森山田高が5対0で勝利、初優勝に輝いた。

2014年93回大会応援歌大原櫻子「瞳」

93回大会応援歌は、歌手で女優の大原櫻子さんの「瞳」だった。

「瞳」は亀田誠治さんが作曲、作詞を大原櫻子さんと亀田誠治さんが担当した。作詞は今回が初めてという大原櫻子さんは、実際の予選を試合会場まで出向き観戦して、自分が感じた思いをそのまま綴った。

決勝戦当日歌い始めは少しざわついていた観客も、一緒にリズムを取り歌い始めた。会場に溶け込んで全てをかけて歌い切ったという大原櫻子さんの瞳には、歌唱中に涙があふれていた。
決勝戦は延長の末星稜高が4対2で初優勝を飾った。

2012年91回miwa「ホイッスル~君と過ごした日々~」

第91回大会の応援歌は、シンガーソングライターmiwaさんの「ホイッスル~君と過ごした日々~」だった。

この曲はmiwaさんの作詞作曲によるものであり、実際に高校サッカー選手権の予選を見て熱さを感じて作り上げたそうだ。予選に敗れた選手達に、ここは終わりではなくスタートなんだと伝えたかった。新しい一歩を踏み出せるような応援歌になってくれればいいと語っている。
国立競技場で行われた決勝戦は、宮崎県の鵬翔高等学校がPK戦の末京都橘高等学校を破り初優勝を成し遂げた。

2010年89回WEAVER「キミノトモダチ」

第89回大会の応援歌は、スリーピースピアノ・ロックバンドWEAVERの「キミノトモダチ」だった。

この曲はメンバーの杉本雄治さん作曲、河邉徹さん作詞によるもので、2011年国立競技場で行われた決勝戦兵庫県の滝川第二高等学校対京都府の久御山高等学校の決勝前に演奏された。

歌の題名のとおり、高校時代に自分を支えてくれる友達をテーマにしたものだ。高校時代という人生の限られた期間に、共に戦い心の支えにもなってくれた友達の大切さに気づいて欲しい、そんな思いが込められている。
決勝戦は滝川第二高等学校が5対3で初優勝に輝いた。

2008年87回応援歌いきものがかり「心の花を咲かせよう」

87回応援歌は、いきものがかり「心の花を咲かせよう」だった。

この曲は音楽グループいきものがかりのメンバーの一人山下穂尊さんの作詞作曲によるもので、高校時代の自分の経験からどんな時でも自分の意思が大切だという思いから書き上げたそうだ。

出来上がった曲は聞く人が、悩みや不安という自分の内面にある弱い部分も含め、自分の意思を持ち信じていけるような曲に仕上がった。
決勝戦は広島皆実高等学校が3対2勝利初優勝に輝いた。