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ソフトボールで鉄壁の守備を目指そう!上達のコツをご紹介

2017 2/9 09:26
ソフトボール
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Photo by Jan de Wild/Shutterstock.com

東京オリンピックで正式に種目に復活したソフトボール。最後のオリンピックでは優勝したこともあり、日本代表には注目が集まる。また、老若男女を問わず楽しめるのもソフトボールの魅力。そこで試合のなかでもっとも大切な守備をクローズアップ、上達のコツを紹介する。

鉄壁の守備を目指す上達のコツ「守備が大切な理由とは」

ソフトボールの試合をおこなう上で重要なのは、バッティングやピッチングの練習だけではない。目立ちにくい守備の強化が実はもっとも大切だといえる。どれだけ得点を重ねたとしても、それ以上に相手に点をとられては意味がない。攻撃で1点をとるのは大変だが、守備で1点を守るのは難しいことではない。
覇者となった日本代表チームは守備に優れていたことでも知られている。活躍が目立ちにくい守備だが、普段の練習のメニューのなかに必ず取り入れよう。

鉄壁の守備を目指す上達のコツ「守りを強化する方法とは」

バッティングやピッチングは個人ででも練習ができるが、守備に関してはチーム全体で練習が必要となる。
まずは基本となるノックを練習しよう。コツは飛んできたボールの正面に素早く入り、腰を落としてボールをしっかりと捕球すること。そしてある程度の打球が処理できるようになったら、とったボールを投げる送球練習もしよう。自然と体が動くまで何度も練習し、普段のメニューに必ず取り入れよう。

鉄壁の守備を目指す上達のコツ「内野ゴロのさばき方」

内野手の守り方について説明しよう。内野手は左右どちらにボールが飛んできても動けるように、股を開いて重心を落とし、素早い反応ができるように前のめりで構える。視線はいつもバッターに向け、打球を追うようにしよう。
捕球のコツは素早くボールが飛んでくる位置に回り込むこと。とくに内野ゴロはボールのバウンドが一定ではないため、基本を守らないとトンネルをしてしまう。グローブは地面につけ、しっかりとボールを受け止めよう。あとは素早く送球すれば完璧で、ここで普段のノックの練習が生きてくる。

鉄壁の守備を目指す上達のコツ「外野の守り方」

ソフトボールも野球と同様、外野手が守備の最後の砦だ。ここでボールを止められなければ、長打になってしまう。外野手の構え方は内野手とは異なり、腰をあまり落とさずにすぐに走り出せる姿勢をイメージしよう。
なぜなら外野手は守る範囲が広く、走る距離が長いためだ。またボールを遠投させる必要があるため素早く投げるというよりも、しっかりと遠くに投げられるフォームを練習しておこう。またソフトボールはボールが大きいため、外野フライは風の影響を受けやすい。そのため外野手は常にグラウンドに吹いている風向きをチェックしておくのがポイントだ。

鉄壁の守備を目指す上達のコツ「守備の要となるキャッチャー」

最後に忘れてはならないキャッチャーのポジションを紹介する。ソフトボールでも守備の要と言われており、バント処理やフォースプレイ、そしてピッチャーをリードする役割もある。
キャッチャーの構え方は、かかとを軽く上げ両足を開いて重心を前にするのがポイント。キャッチングはミットの中央でとるようにして、体全体で受け止めるイメージだ。万が一ミットでの捕球をミスしても、体で止めるように心がけよう。キャッチャーフライが上がったら、すぐにマスクを脱ぎながら立ち上がってボールを追いかける。フォースプレイはランナーと交差するので、当たり負けしないためにも重心を落とそう。

まとめ

ソフトボールで鉄壁の守備を目指すために必要な上達のコツを紹介した。守備は、試合でとても重要な役割を果たす。また練習は個人でできる範囲が少ないため、チーム全体での協力が必要だ。しっかりと守備をマスターして、日本代表のように守りの強いチームを目指そう。