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北海道のソフトボール部強豪校を紹介します

2017 1/25 10:28
ソフトボール
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Photo by EHStockphoto/ Shutterstock, Inc.

1996年のアトランタオリンピックから正式種目となっていたものの、2012年のロンドンオリンピックからは外されていたソフトボール。その復活が2020年の東京オリンピックでは決定されています。注目度の高い競技であるソフトボールの、北海道の強豪校を男女ともに紹介します。

17年連続優勝の北海道内屈指の女子ソフトボール強豪校・とわの森三愛

とわの森三愛高等学校は、北海道江別市にある私立の高等学校です。2010年に酪農経営科から名称変更となったアグリクリエイト科の他、普通科もアドバンスコースや獣医進学コースなどにわかれていき、多岐にわたって学べる学校です。ソフトボール部は2014年の第32回全国高等学校女子ソフトボール選抜大会決勝にて、全国大会初優勝を遂げました。
考えるソフトボールを実践し、全国大会での上位進出を目指して日々取り組んでいます。北海道の予選会においては2016年に17年連続優勝を果たしています。ビックカメラ女子ソフトボール高崎で、外野手として活躍している関優美子選手を輩出しています。

着実に力をつけている女子ソフトボール部・札幌東商業

北海道札幌東商業高等学校は、北海道札幌市厚別区にある道立の商業高等学校です。流通経済科・国際経済科・会計ビジネス科・情報処理科の4つの学科があり、どの学科も資格取得を強く意識し、自主自立の精神をもってさまざまなことを学んでいます。
ソフトボール部は、商業科ならではの女子の多さで、男顔負けの練習を日々行っています。2015年・2016年連続で高校体育連盟北海道予選会準優勝となり、全道大会の出場権を獲得しています。

絶対数が少ない中での健闘に期待の男子ソフトボール部・当別

北海道当別高等学校は、北海道石狩郡当別町にある道立の高等学校です。全日普通科や家政科、2008年に農業科から転換された園芸デザイン科があります。運動系や文科系の部活の他に、学科クラブも盛んで、さまざまな活動を行っています。学校外との交流も盛んにおこなわれており、学べることも多岐にわたります。
野球部がなく、男女双方のソフトボール部が存在し、男子ソフトボール部は2010年に全国高校総体に初出場を果たし、以後も着実に全国への切符を手にしています。

チームワークを大切にする男子ソフトボール部・岩見沢農業

北海道岩見沢農業高等学校は、北海道岩見沢市にある北海道最大の道立の農業高等学校です。農業科学科・畜産科学科・食品科学科・生活科学科・農業土木工学科・環境造園科・森林科学科と特色ある学科が並び、スーパーサイエンスハイスクールの指定をうけて、多様な専門教育が行われています。
農作物の直売やスーパーへの出荷なども取り組んでいる学校です。ソフトボール部は人数が少ない中でチームワークを大切にしていて、第51回全日本高校男子選手権大会に出場しました。

復活に期待したい男子ソフトボール部・旭川龍谷

旭川龍谷高等学校は、北海道旭川市にある私立の高等学校です。普通科3コース制で進路にあわせて生徒のやる気を引き出すカリキュラムを組んでいます。
部活動が盛んで、特に野球部は夏の甲子園大会6回出場、春の選抜甲子園大会2回出場という輝かしい歴史を持ちます。そのためか、2009年には北海道ソフトボール協会から活動と実績を評価され表彰をうけるほどだったソフトボール部が2011年から部員の減少により活動休止となっています。

まとめ

女子ソフトボール部の方が圧倒的に多い北海道。強い学校により選手が集まっていく傾向もあって、全国優勝もしているとわの森三愛の一強時代が続いています。逆に男子は、現在活動している男子ソフトボール部は2校のみという状況で、頑張っている姿が応援したくなります。男女ともに、注目していきたいですね。