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日本並びにそのライバルとなるソフトボール女子強豪国と主力選手を紹介

2017 1/10 14:42
ソフトボール,ⒸShutterstock.com
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Photo by kayannl/Shutterstock.com

2008年の北京オリンピックで、ソフトボールの女子日本代表は史上初の金メダルを獲得しました。その後正式種目から外れたものの、2020年の東京オリンピックでは追加種目として復活、今後の正式種目としての採用が期待されます。今回は日本と、ライバルとなりうる強豪国の紹介をします。

2020年地元開催へ期待大!日本代表の主力選手を紹介

まず最初に紹介するのは、日本代表の大エースとも呼ばれる上野由岐子投手です。2001年に高校を卒業後、社会人のソフトボール部に入った彼女は、初年度から完全試合を2度達成するなど早くも頭角を表わし新人王を獲得しました。
2002年からは世界デビューも果たし、日本代表のエースとして成長していきます。そして2008年北京オリンピックでは、決勝トーナメント3試合を1人で投げ抜く鉄腕ぶりを発揮し、「胴上げ投手」にもなりました。

投手だけじゃない!日本代表、打の中心選手を紹介

日本代表には当然ながら、打撃において中心となる選手も存在します。
山田恵里選手は、中学時代に何と男子野球部に所属していました。不動の1番バッターとしてならしたものの、高校ではソフトボール部に入ります。そこでも非凡な才能を発揮し、インターハイで優勝するなどの実績をあげたあと、社会人でも同じ道を進みました。
勢いは止まらず、国内リーグで本塁打王や打点王を獲得し、日本代表としても巧みなバットコントロールでヒットを量産、大リーグで3000本安打を獲得した日本人大リーガーにちなみ「女イチロー」の異名を持っています。

オリンピックで金メダル3度獲得の最強国!アメリカの主力選手とは

アメリカは女子ソフトボール競技において、まさに最強の名を欲しいままにしています。1996年、ソフトボールがオリンピックの正式競技になって行われた4回の大会中、3回の金メダルを獲得しています。
パワフルなプレーで相手を圧倒しますが、その象徴がモニカ・アボット投手です。191cmという長身から剛速球が放たれ、しかも左投げなのでバッターはなかなかタイミングを合わせることができません。2009年より日本の社会人ソフトボール部に所属、完全試合やリーグMVPを達成するなど活躍しています。

オリンピックで毎回メダルを獲得しているオーストラリアの選手を紹介

過去のオリンピックで銀メダル1回、銅メダル3回を獲得しており、伏兵以上の存在感を放っているオーストラリアにも他国を脅かす選手がいます。
二塁手と遊撃手を兼任しているナタリー・ウォード選手は、過去のメダル獲得においていずれも主力として活躍しました。2006年にはナショナルチーム最多出場試合数の記録を更新し、なくてはならない存在となっています。また、その美貌からセクシー写真を発表したことでも話題になりました。

常に上位進出を伺う急成長チーム、カナダの代表選手を紹介

カナダは4回のオリンピックに全て出場し、2008年には4位とあと一歩でメダルを逃したものの、秘めたるポテンシャルは大きなものがあります。
そんなカナダの代表選手として有名なのが、絶対的エースとして君臨するジェンナ・カイラ投手です。豪快なフォームから繰り出されるキレの良い球は、バッターをキリキリ舞いさせています。日本のバラエティー番組にも出演経験があり、その親しみやすいキャラクターから人気も出ました。

まとめ

以上見てきたように、女子ソフトボールの各国代表には圧倒的な存在感を持つ主力選手たちが存在します。彼女たちの華麗で力強いプレーは、間違いなく観衆を魅了するものと言えるでしょう。2020年における同競技の復活が今から非常に待ち遠しいものとなっています。