レアル強化費用の過去最高額は2億5850万ユーロ
日本代表MF久保建英の入団が決まり、日本でも注目が高まるレアル・マドリー。まだシーズンが終わったばかりだというのに、既に5選手の獲得に3億ユーロ(約360億円)以上を費やしている。これは、レアルの過去の補強最高額を上回る額だ。
スペイン祇ASによると、クリスチアーノ・ロナウド、カカ、カリム・ベンゼマらを獲得した2009年に2億5850万ユーロを費やしたのがこれまでの最高だった。
【2009年の主な補強】
※()内は移籍金
クリスチアーノ・ロナウド(9400万ユーロ)
カカ(6000万ユーロ)
カリム・ベンゼマ(3500万ユーロ)
チャビ・アロンソ(3450万ユーロ)
ラウル・アルビオル(1500万ユーロ)
アルバロ・ネグレド(500万ユーロ)
アルバロ・アルベロア(400万ユーロ)
エステバン・グラネロ(400万ユーロ)
レアルに復帰したジネディーヌ・ジダン監督は、今夏既にそれ以上の資金を使っている。
ブラジルのサントスから獲得したFWロドリゴ(18歳)には4500万ユーロを支払った。若手ながらネイマールとも比較される逸材だ。
同じくブラジル人のDFエデル・ミリトン(21歳)にはFCポルトに5000万ユーロを支払った。
オリンピック・リオンからは、フランス代表左サイドバックのフェルランド・メンディ(24歳)を4800万ユーロで獲得。
フランクフルトから加入したセルビア代表FWルカ・ヨヴィッチ(21歳)の移籍金は、6000万ユーロだ。
それから、一番のビッグネームは、チェルシーから1億ユーロで獲得したベルギー代表FWエデン・アザール(28歳)だろう。
【2019年6月17日時点の主な補強】
※()内は移籍金
・エデン・アザール(1億ユーロ)
・ルカ・ヨヴィッチ(6000万ユーロ)
・エデル・ミリトン(5000万ユーロ)
・フェルランド・メンディ(4800万ユーロ)
・ロドリゴ(4500万ユーロ)
久保建英に関しては、FC東京との契約満了に伴い移籍金は発生しないが、18歳の選手にしては破格の年俸といえる200万ユーロの条件で合意。レアルが古巣バルセロナやPSG(フランス)との獲得レースに勝利した形だ。