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注目度上昇中!アメリカのメジャーリーグサッカーを徹底解説

2016 9/2 12:22
メジャーリーグサッカー
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メジャーリーグサッカーの歴史

アメリカにおけるサッカーのプロリーグは過去苦戦を強いられてきており、1800年代からさまざまなリーグが発足しては解散をしてきた。一時期は「北米サッカーリーグ」が健闘してはいたが、人気選手を育てきることができなかったことから衰退。

その後も不振が続いたものの、1994年にワールドカップ開催国に選ばれたことから徐々に人気も上昇。その2年後には現在のメジャーリーグサッカーが発足し、少しずつ力をつけてきた。

まだまだ力不足感は否めない

それでも歴史は20年と浅く、人気度もアメリカの他のスポーツに比べるとまだまだ低い。また、全米での視聴率も低迷している。

しかし、サッカーの競技人口は約2,400万人と非常に多く、世界第2位。今後スター選手が誕生すれば、爆発的人気になる可能性もある。

メジャーリーグサッカーのチーム数

アメリカのメジャーリーグサッカーは、東のイースタンカンファレンスと西のウェスタンカンファレンスに分けた2リーグ制。両リーグにはそれぞれ10チームあり、総計20チームの順位はリーグ戦によって決定される。

中にはカナダのクラブチームも含まれており、その内訳は17チームがアメリカで、3チームがカナダ。

年間の試合数や日程

異なるリーグに属しているチームと試合を行うこともある。しかし、シーズンを通して34試合。チーム総当たりといっても、その年の試合の組み方によっては試合数に差が出てしまう。

試合日程の期間は3~10月と、日本のJリーグと同じだ。欧州リーグのように、秋から春の期間に移行しようという動きもあるようだが、アメフトなどと被ることから難しいとされている。

欧州リーグのキャリア選手がどんどん移籍している

最近特にメジャーリーグサッカーが注目されている理由として、欧州リーグのスター選手が毎年移籍してきていることが挙げられる。実際に、リバプールのジェラードをはじめカカやピルロなど、伝説的な有名選手がメジャーリーグサッカーで活躍しているのだ。

これもアメリカの戦略のひとつではあるが、欧州リーグでの活躍を知ってれば当然観戦したくなるだろう。