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【まだやれた】欧州の5大リーグから姿を消した有力選手!MF編

2018 1/14 18:07dai06
本田圭佑
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万能なトップ下!上海上港のオスカル

2016年12月、チェルシーFC(以下、チェルシー)から中国の上海上港集団足球倶楽部(以下、上海上港)に移ったのがオスカルだ。チェルシーではトップ下の選手として、200を超える試合に出場。攻撃のタクトを振るうことのできる選手として機能していた。
強烈かつ正確なミドルシュート、綺麗な弧を描くコントロールシュートなども得意とすることから、シャドーストライカーとしての役割も果たせる。まさに万能型のトップ下として、様々な局面で活躍できる選手だ。

オスカルは調子を落とすことこそあったものの、2017年は21試合に出場し2ゴール9アシストを記録。チェルシー時代同様に上海上港でも美しくタクトを振るうのであった。
ただやはり、20代半ばでの中国クラブへの移籍は少々早過ぎたのかもしれない。まだ若い彼には欧州復帰の可能性がいくらでも考えられる。

止まることを知らないエンジン!江蘇蘇寧のラミレス

前述のオスカル同様、チェルシーから中国クラブの江蘇蘇寧足球倶楽部(以下、江蘇蘇寧)に移り、プレーしているのがラミレスだ。彼は無尽蔵のスタミナを活かした動きが得意で、守備時には相手選手を追い越す形でボールを奪う。
一方、攻撃時にはとにかくボールを前に運ぶことのできるオーガナイザーとしてプレーした。

彼のつけた7番はチェルシーサポーターにとっては感慨深いもので、彼が去った後にはエンゴロ・カンテが7番をつけてプレーしている。彼もまたラミレス同様に卓越した才能を武器に、チェルシーの7番の系譜を受け継いでいる。
中国に渡ってからもラミレスのプレースタイルは変わらず、常に猛然と走る姿が観客を沸かせている。すでに30代を迎えているものの、チームのエンジンとして走ることを止めはしない。

MLSサッカーの大黒柱!マイケル・ブラッドリー

マイケル・ブラッドリーはアメリカ出身のサッカー選手として同国代表のキャプテンを務め、多くの国外クラブに挑戦してきたスター選手だ。2014年から所属しているトロントFC以前には、オランダのSCヘーレンフェーン、ドイツのボルシア・メンヒェングラードバッハ、イタリアのASローマなどでプレーしてきた経歴を持つ。

抱負な運動量を活かしつつ、中盤のどのポジションでもプレーできるユーティリティ性を備えているのが大きな魅力だ。MLSを語る上では欠かすことのできない素晴らしい選手といえる。

往年の名選手は今!ダルムシュタットのハミト・アルティントップ

1982年生まれのハミト・アルティントップはすでに30代半ばとなっているが、それまでにはFCバイエルン・ミュンヘン、レアル・マドリードCF、ガラタサライSKといった名門でプレーしてきた。若い頃には主に右サイドに張り、強烈なミドルシュートを武器としてきたパワフルな選手だった。

年齢を重ねてからはボランチとしてプレーすることが増えているが、かつての輝きを失ってはいない。2017年の2月からはドイツ2部のSVダルムシュタット98でプレー。
同年12月にはSpVggグロイター・フュルト戦では、ゴールから30m近い距離右サイドから美しいスーパーゴールを決めた。威力はなかったもののアルティントップらしいゴールだった。

挑戦を続ける日本のサムライ!パチューカの本田圭佑

かつてACミラン(以下、ミラン)で10番を背負った男、本田圭佑は2017年の夏からメキシコのCFパチューカ(以下、パチューカ)でプレーしている。彼にとってのミランでの日々は、必ずしも理想的なものではなかったかもしれないが、日本サッカー界に新たな可能性を感じさせてくれる、素晴らしいチャレンジであったことは間違いない。

実業家としても先を見据える彼は、これからも果敢なチャレンジを続けてくれるだろう。パチューカでは、自身初となるクラブワールドカップでのプレーも経験し、着実にチームの主軸になりつつある。
強烈なキャラクターを持つ彼には今後も注目していきたい。