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ダービーマッチを知ろう フランス リーグ1編

2017 10/13 10:05跳ねる柑橘
Olympique Lyonnais
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Le Classique(PSG対マルセイユ)

【初対戦1971年 通算91試合 PSG 38勝 ドロー21 マルセイユ32勝】
フランス北部に位置する首都パリと、地中海に面した大都市マルセイユ。そんな両都市にあるPSGとオリンピック・マルセイユのライバル関係は国内屈指といわれる。
Le Classique(ル・クラスィク)とは、スペインの「エル・クラシコ」にちなんで付けられた愛称だ。フランスにおけるビッグクラブ同士のクラシックダービーとして、長年マルセイユの会長を務めたベルナール・タピ氏が名付けたものだ
。歴史は浅いものの、リーグ1を代表する一戦であり、異様な盛り上がりを見せる。過去に発生した騒動を踏まえ、会場には何百人もの警備が敷かれ、緊迫した雰囲気の中試合が行われる。

PSGは前身の2クラブが合流し、1970年に出来た比較的新しいクラブのためか、対戦回数はあまり多くはない。戦績を見るとややPSGが抜けているものの、国内きっての強豪同士のため拮抗している。しかしPSGは2011年にカタール企業をオーナーに迎え、莫大な資金力を用いてチームを積極的に強化した。
そのためここ数年はPSGが圧倒的な強さを見せている。2016-17シーズン終了時点で、最後にマルセイユが勝利したのは、2011年11月27日のホーム戦までさかのぼらなければならない。それから16-17シーズン終了まで12勝2分と、PSGの勢いはとどまることを知らない。

Choc des Olympiques(リヨン対マルセイユ)

【初対戦1951年 通算107試合 リヨン35勝 ドロー39  マルセイユ34勝】
オリンピック・リヨンとオリンピック・マルセイユ。このオリンピックの名が冠された強豪同士の対戦が、Choc des Olympiques(ショック・ドゥ・オランピック)だ。
リヨンもマルセイユもフランスきっての強豪であり、国中が注目する一戦である。ル・クラスィクほど激しい展開にはならないものの、かつてはこの直接対決でリーグ優勝の行方が決まるほどだった。

両者対決では思わぬスコアが付いた対戦が多く、1991年のマルセイユのホームではマルセイユが7-0で大勝し、このシーズンはマルセイユがリーグ優勝を果たした。次いで大差がついたのが1997年のダービーで、今度はリヨンがホームでマルセイユを8-0で粉砕した。
低迷期のマルセイユは、このシーズン2部から昇格してきたばかりだったが、リヨンは6年前の雪辱を晴らす大勝を飾った。また勝敗がつかなかった名勝負もあり、2009年の対戦ではなんと5-5のドローというスコアだった。前半3分でリヨンが先制したかと思えば、その後は両チームのゴールラッシュ。試合終盤まで2点差でマルセイユがリードしていたものの、リヨンが3得点して大逆転した。
このまま試合終了と思われたラストプレーで、なんとリヨンのトゥラランが痛恨のオウンゴール。衝撃の幕切れで怒濤のゴールショーは終演した。なおこのシーズン、マルセイユが18シーズンぶりに優勝し、リヨンは2位で終えている。

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