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【赤と青の男】英国で輝くスペイン人MFセスク・ファブレガス

2017 8/3 12:07dada
セスク・ファブレガス
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続く苦難と栄光!ロンドンの青へ

2014-15シーズン、セスクはチェルシーFC(以下、チェルシー)でプレーすることとなる。身に纏うのは青のユニフォームだ。背番号はアーセナル、バルセロナ時代に続いて4。

同じロンドンに本拠地を置くクラブには、古巣であるアーセナルが存在する。チェルシーとアーセナルの試合はビッグロンドン・ダービーと呼ばれ非常に白熱する。
ライバル視している同クラブ間の移籍は禁断だ。間にバルセロナを挟んでいるとはいえ、アーセナルのサポーターはチェルシーへの移籍を良しとはしなかった。アーセナルとの試合でセスクがボールを持てば必ずブーイング。セスクにとってはバルセロナ時代を思わせる悲しい出来事だっただろう。しかし、サポーターはそんなことは気にしない。彼に容赦なくブーイングを浴びせ続けた。

しかし、セスクはチェルシーでも結果を出す。リーグで18アシストを記録し移籍初年度でタイトルも獲得。かつての恩師ヴェンゲルを敵視するモウリーニョ監督(以下、敬称略)の下で輝いて見せた。前線のジエゴ・コスタ選手やエデン・アザール選手らの足元にピタッと落とし込むパスは彼にしか出せない。

2016-17シーズンはアントニオ・コンテ監督がチェルシーの指揮をとった。モウリーニョの下で輝いていたセスクは、少しずつ出場機会を奪われていく。ただ、途中出場をすれば必ず決定的なボール運びを行った。セスクは何度も不運に見舞われるが、「チェルシーで幸せ。出場機会が減っているのは悲しいことだけど、チームが上手くいっていることは嬉しい」と語る。

古巣を二度も飛び出し、ロンドンで赤と青のユニフォームに袖を通したセスク。スペインが生んだこの天才MFは、この先どこへ行くのだろうか。

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