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プレミアを制する立役者!エンゴロ・カンテという男

2017 6/30 12:56dada
チェルシーFC
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チェルシーでも活きたカンテの動き

2016-17シーズンのチェルシーは昨シーズンの不振を受けて、名将アントニオ・コンテ監督(以下、敬称略)を招聘。シーズン開始直後は危ない一面もあったものの、3バックシステム採用後は圧倒的な強さを発揮してリーグを制した。
このシーズンでは前線のエデン・アザール選手(以下、敬称略)が不調から脱したのが大きな原因である。アザールは90分を通して左サイドに張り続け、タイミング次第で中央にもシフトした動きをする。この時、アザールはあまり守備をしないが、その負担を肩代わりしているのが、マルコス・アロンソ選手(以下、敬称略)とカンテである。
アロンソはアザールと同じ左サイドでプレーするWBの選手で、アザールとパス交換を繰り返しながら左サイドを駆け上がっていく。ただ、アザールが攻撃の色を強めた瞬間には、サッと下がり空いたスペースを素早くカバーすることができる。
また、アザールが中央にシフトした時には、カンテと同じ中盤でプレーするネマニャ・マティッチ選手(以下、敬称略)がアザールを追い抜く形で攻撃参加する。当然、マティッチが上がれば、中盤にスペースが空くがここをカバーするのがカンテだ。持ち前の運動量を武器に、タッグを組むマティッチと見事な互換性を発揮する。
コンテ監督就任後のチェルシーは攻守で無駄のないチームとなった。カンテ自身も、レスター時代より互換性の高いチームメイトが増え、守備だけでなく前線への攻撃参加も増えている。

偉大な先輩!クロード・マケレレとの比較

カンテにはクロード・マケレレ氏(以下、敬称略)という比較対象が存在する。マケレレはカンテと同じフランス代表や、レアル・マドリードCF(以下、マドリード)とチェルシーで、プレー経験がある。
マドリードに所属した2000-03シーズンは、同クラブが「銀河系軍団」とも呼ばれた時代で、多くの攻撃的選手らで構成されていた。その状況下では、守備へのおぼつかなさが不安視されるところであったが、ここにフィットしたのがマケレレだった。カンテと同じくどこでも顔を出し、巧みにボールを相手選手からさらっていくことができた。身長は170cmでカンテと似通う点が多い。
2003-04シーズンにはチェルシーに移籍し、新オーナ―就任直後のクラブを牽引。今日のビッグクラブとしての位置付けとなるまでに成長させた立役者となった。
カンテが去った後のレスターは一気にクオリティが落ち低迷したが、マケレレが去った後のマドリードも同じく調子を落とした。 これらのエピソードも、カンテとマケレレが比較される要因の一つとなっている。どちらもチェルシーに至りさらなる名声を得ていることからも、両者の運命は驚くほど重なっているようだ。

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