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海外サッカーで起きた奇跡&名プレーはこれだ!

2017 4/5 18:49dada
サッカー
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出典 Fingerhut / Shutterstock.com

海外サッカーで起こる様々な奇跡的なプレーや名プレー。その中でも記憶に残る選りすぐりのプレーに感動し、さらにサッカーを好きになってほしい。

CL決勝ドログバのヘディングシュート

2011?2012のUEFAチャンピオンズリーグ決勝、チェルシーFCとFCバイエルン・ミュンヘンの一戦はまさに記憶に残る試合だった。
1点ビハインドで相手を追うチェルシーだったが、シュートはことごとく枠を外れたため、このまま負けてしまうかと思えた後半43分。コーナーキックで飛んできたボールをドログバ選手がヘディングでゴールを決めたのだ。ドログバ選手が跳んだ瞬間、会場は時間が止まったかのようにも見えた。頭をしっかりと振り、ボールはゴールマウスへ。
そのゴールでチェルシーは同点に追いつき延長戦へ。それでも決着がつかずPK戦に突入すると、これを締めくくったのもドログバ選手だった。ドログバ選手の活躍で、チェルシーが見事ビッグイヤー(CLのトロフィー)を獲得したのだった。

終わりにはさせない!アグエロのゴール

2011?2012シーズンにマンチェスター・シティが66年ぶりに獲得したタイトルは、アグエロ選手によってもたらされたものだった。
当時のプレミアリーグではシーズン最終節まで優勝争いがもつれ、優位にあったのは同じマンチェスターに本拠地を構えるシティのライバル、マンチェスター・ユナイテッド。「シティが最終節のQPR戦で負ければユナイテッドが優勝」という状況だった。 QPRはシティの戦力から言えば格下のチームだ。にもかかわらず、プレッシャーからかシティ側は試合を通してQPR相手に苦戦。このままタイトルを逃してしまうかと思われた。
しかし後半ロスタイムにシティに奇跡の瞬間が訪れた。FWのエディン・ジェコ選手とセルヒオ・アグエロ選手が次々に得点し、ユナイテッドを振り切り見事タイトルを奪取してみせたのだった。

香川真司のハットトリック!

日本の香川真司選手がマンチェスター・ユナイテッドで成し遂げたハットトリックも、賞賛されるべき奇跡の1つだろう。
そもそもタフで屈強な選手が多いプレミアリーグで、体格に劣るとされるアジアの選手がプレーすること自体が難しいと言われている。強靭な肉体を誇るディフェンス陣を攻略して、シュートすることすら大変難しいことなのだ。
そんな中、2012-2013シーズンで香川選手は見事ハットトリックを決めてみせた。現地メディアやサポーターは香川選手のプレーを「クレバーでセクシーな攻撃」と取り上げ、大いに賞賛したのだった。

100年に1度の奇跡!レスター・シティFCの優勝

日本の岡崎慎司選手が所属するレスター・シティFCの優勝は本当に大きな奇跡の1つだ。 2015-2016シーズンの序盤から、ジェイミー・ヴァーディ?選手やリヤド・マフレズ選手らを筆頭に、クラブは連勝街道を走り続けた。
相次ぐビッグクラブの不振を尻目に、レスターは王者にふさわしい活躍を見せ続けたのだ。 そして多くの下馬評を覆し、見事タイトルを獲得。100年に1度あるかないか、もう2度と起こらないともされる奇跡を成し遂げた。

BBCが決定した月間ベストゴールに感動

2016-2017シーズン、イギリスのBBCが決定した月間ベストゴールに多くの感動の声が寄せられた。そのベストゴールとは「末期ガンの男の子ゴール」だったのだ。
男の子はサンダーランドAFCのサポーターであり、18節のFCチェルシー戦では試合前にピッチに登場。サンダーランドAFCの対戦相手であるチェルシーFCのGKベゴヴィッチから得点を奪った。そしてこのゴールがその月の月間ベストゴールに選出されるに至ったのだ。 サッカー界では本当にさまざまな出来事が賞賛される。

まとめ

サッカー界では多くの奇跡が起きている。 そんな奇跡は大きく取り上げられるものであったり、人知れずひっそりと起きているものであったりもする。 いくつかの奇跡に目を向けてみることで、私たちはもっとサッカーというスポーツを愛することができるのではないだろうか。