【シャルケ04】2016-2017シーズン徹底解説！

2017 1/25 10:28

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ブンデスリーガで、ファンの総数が多いクラブがバイエルン、ドルトムント、そしてシャルケ04です。今回は、海外サッカーに興味を持ち始めた人にわかるよう、シャルケ04の2016-2017シーズンの動向をご紹介します。

シャルケ04とは

シャルケ04は、DFBポカール、UEFAカップなど様々なタイトル獲得経験がありますが、意外なことにブンデスリーガの制覇経験はありません。チャンピオンズリーグ圏内に入るものの、あと一歩でリーグ制覇を逃してしまうこともありました。
ノルトライン＝ヴェストファーレン州に本拠地を構え、同じ州に本拠地があるボルシア・ドルトムントとのダービーマッチはルールダービーと呼ばれ、世界屈指の盛り上がりを見せます。
今シーズンより、マークス・ヴァインツィアル監督が指揮をとっています。

上位陣に勝てない苦しいシーズン

今シーズンのシャルケは14節終了時点でなかなか上位陣に勝てないシーズンとなっています。
まず、開幕から現在好調のフランクフルト、バイエルン、ヘルタ、ホッフェンハイムといった上位チームに立て続きに敗戦してしまいました。その後、持ち直しますが、再びライプツィヒ、レヴァークーゼンという好調のチームに連敗してしまいました。
チャンピオンズリーグに出場するためには、上記の上位チームからの白星が重要となってきます。

マークス・ヴァインツィアル監督の采配

マークス・ヴァインツィアル監督は2014-2015シーズンに、強豪とはいえないアウクスブルグをリーグ5位に導き、チームを初のヨーロッパの舞台へ立たせました。
翌年こそ、ヨーロッパリーグとブンデスリーガの2足のわらじで順位を落としてしまったものの、その手腕は確かです。特に、新戦力と既存の戦力をすぐさま融合させる戦術眼に優れています。その手腕が認められ、イングランドなどのビッククラブからのオファーも聞こえていましたが、シャルケを選んでいます。

クラブレコードで移籍

クラブレコードとなる移籍金、2250万ユーロで、2016年6月に移籍してきたのが、ブレール・エンボロ選手です。出身地はカメルーンで、国籍はスイスの19歳です。19歳でありながら、スイスのA代表経験もあります。
第6節では2ゴールを挙げ、その才能の片鱗を見せたと思われましたが、次戦第7節で相手選手の激しいチャージを受け、腓骨骨折の重傷全治4?6ヶ月の重傷を負ってしまいました。
まだ若く、将来性も楽しみな選手なので、まずは怪我の完治を優先した方が賢明と言えそうです。

ついに復活！

長いリハビリから復活が間近だとされるのが元日本代表、内田篤人選手です。チームでも、フンテラール選手などと並び最古参の選手となりました。
ドイツでも人気は高く、「ウッシー」の愛称で親しまれています。怪我の手術の影響で昨シーズンは1試合にも出られませんでした。しかし、今シーズンはいよいよ傷も癒えたとされ、1年8ヶ月ぶりの復活が間近です。
シャルケのみならず、日本代表にも大きな戦力となる内田選手の復帰に期待が集まります。

まとめ

以上、シャルケ04についてご紹介しました。チームとしては2シーズンぶりとなるチャンピオンズリーグ出場が目標となりそうです。また、日本のサッカーファンとしては、内田選手の復活と活躍にも注目できるでしょう。