スーパーカップの再戦 川崎フロンターレ対セレッソ大阪
J1第7節は4月11日(水)のミッドウィークに行われる。注目は等々力競技場で行われる川崎フロンターレVSセレッソ大阪の一戦だ。
最大の注目が横浜Fマリノスから加入した斉藤学の出場だった、第6節横浜FマリノスVS川崎フロンターレの神奈川ダービー。試合は1-1で引き分けだった。 これでアジアチャンピオンズリーググループステージ上海上港戦を含め、公式戦3試合勝ち星がない。
また、第3節のガンバ大阪は2-0で勝利したものの以来複数得点がなく、勝ちきれない試合も出てきた。斉藤やエースの小林悠の縦への推進力、そして大久保嘉人らの抜け出しセレッソの守備を攻略できるか。
一方のセレッソ大阪は前節サガン鳥栖(鳥栖)戦を2-1で勝利し、公式戦3連勝している。タフな試合を展開する鳥栖を相手にしたたかな試合運びで白星をつかんでおり、開幕直後は低迷していたものの順位を上げてきている。 前線のタレントはリーグ随一だが、第6節までで無失点で終えた試合が無く、リーグワースト3位タイの9失点という数字が少し気がかりだ。
川崎フロンターレは攻撃力が持ち味のチーム。前節でも見られた山村和也をディフェンスラインに加えて逃げ切る戦術が機能するためにはそれまでに先制し、かつ何より試合後半まで無失点でおさえなければならない。
この試合に注目したい理由のひとつとして、FUJI XEROX SUPER CUPの再戦というものがある。2月に行われた同大会では、天皇杯優勝チームとして2008年の広島以来10年ぶり、チームとしては初出場で初優勝を飾ったセレッソ大阪。 この試合ではセレッソ大阪の攻撃力と川崎フロンターレの粘り強さが見られたわけだが、リーグ戦での再びのマッチアップはリーグ前半の行方を左右する注目の一戦だ。