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J1第4節ピックアップ 「好調対決」川崎vs名古屋 「未勝利対決」浦和vs横浜M

2018 3/19 12:14奏希01
J1,浦和,埼玉スタジアム
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川崎フロンターレVS名古屋グランパス

速攻が持ち味のチーム同士の戦い。両チーム前線の高い位置からプレスを行い、今シーズン得点を重ねてきた。J2から昇格してきた名古屋が、昨年の覇者川崎相手にどの程度できるかというところに注目が集まった。

前半から両チームとも躍動感あふれる攻撃を展開した。名古屋はジョーにボールを集めフィニッシャーにするという意図が見られた。そんなジョーを警戒し、川崎ディフェンスが中央に集まったところを見計らい効果的にサイド攻撃も織り交ぜた。シュートまで至る攻撃が多く、得点につながらなかったものの、度々川崎ゴールを脅かした。川崎も縦に速い動きでゴール前まで攻め込み、前半25分小林のシュートがゴールネットを揺さぶるもオフサイドとなった。

後半に入ると徐々に川崎のペースになる。選手層、スタミナ、試合巧者という面で川崎が名古屋を上回り、川崎がゲームを支配するようになる。試合が動いたのは後半20分。途中交代をした大久保がファーストタッチでゴールを挙げた。

名古屋は反撃に出るも、なかなかシュートを打てない。試合終了直前に佐藤がシュートを放ったがGKチョン・ソンリョンに阻まれ川崎が1-0で勝利した。

浦和レッズVS横浜・F・マリノス

前節までの勝ち点は浦和が2、横浜が1と、どちらも開幕スタートダッシュに失敗。両チームともこの試合で初勝利を挙げ、勝ち点を稼ぎたいところだ。

前半は両チームともロングボールを有効に使いシュートまでつないでいったが得点を生むことができずにいた。

前半を見るとまだどちらも本調子ではないという印象だったが 後半になると横浜がペースを握る。何度もシュートを浴びせ浦和ゴールを脅かしていったが、あと一歩というところでGK西川の好セーブに阻まれ、なかなかゴールが奪えずにいた。流れを変えたい浦和は山田、ズラタンを投入するが効果的な攻撃を生むことはできなかった。

均衡を破ったのは横浜。スコアレスドローの雰囲気が漂い始めた後半36分、山中からのパスを受けたウーゴ・ヴィエイラが完璧なトラップから右足を一閃、ゴール右隅に叩き込んだ。

浦和はアディショナルタイムにロングボールに反応した青木が飛び出すもののGK飯倉に阻まれ得点かなわず。未勝利対決は1-0で横浜が勝ち点3を手にした。