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チームカラーは赤と黒、コンサドーレ札幌のユニフォームをチェック!

2017 10/13 11:07SOL
サッカー
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Photo by matimix/shutterstock.com

日本最北のJリーグクラブ、コンサドーレ札幌。 赤と黒をベースにしたユニフォームでリーグ戦を戦い続けている。 この記事では、Jリーグ加盟から20年が経過した同クラブのユニフォームのディテールにフォーカスする。

赤&黒だけじゃない!公式チームカラーは全4色!

これまでのユニフォームでベースカラーとなっているのは赤と黒。チームカラーは全部でコンサドーレレッド、ブルーグレイ、ブラック、ホワイトの4色と定義されている。

レッドは「暖かい炎」。すなわちファイティングスピリットの象徴としての存在感を放っている。ブルーグレイは「針葉樹林の茂る深い森」をイメージ。ピッチ内での選手たちが冷静な状況判断を行う姿勢を表す。ブラックは無限大のパワーを表し、ホワイトはチームとしてのフェアプレイ精神を象徴する色と定義されている。

これまでのオフィシャルサプライヤーは全3社!

コンサドーレ札幌は、チーム創世期からJリーグに加盟した最初のシーズンまではプーマ社製のユニフォーム、その後7シーズンはadidas社製のユニフォームを使用してきた。

ブラジル代表ストライカーであるフッキが背番号10を背負った2006年シーズンからは、イタリアのKappa社とチームのオフィシャルサプライヤー契約を締結。今日に至るまで10シーズン以上にわたり、同社製のユニフォームを着用している。

1stユニフォームは赤と黒のストライプを伝統として貫いており、サッカーに興味のない北海道民にも、全国のサッカーファンにもおなじみのデザインとなった。

今季のユニフォームにも登場。シマフクロウはクラブのシンボル

2016-17シーズンは見事にJ2優勝を果たし、17-18年シーズンはJ1を舞台に戦うコンサドーレ札幌。ユニフォームには、日本最大のフクロウである「シマフクロウ」が描かれている。
1stユニフォームの腰部分に大きなシマフクロウのワンポイントが、そして2ndユニフォームには、羽ばたくシマフクロウが前面に、そしてその羽根が正面および背面にまで描かれ、躍動感あふれるデザインになっている。

シマフクロウは、日本国内では北海道中部および東部にしか生息せず、絶滅危惧種に分類されている。なお、チームエンブレムも、チームマスコットであるドーレちゃんも、シマフクロウをベースに図案化されており、いかに北海道民にとって大切な存在であるかをうかがい知ることができる。

全国に誇る道内発の大企業が継続的にスポンサード!

コンサドーレ札幌のユニフォームの胸部分には、伝統的に「白い恋人」のロゴがあしらわれてきた。数あるおいしい北海道みやげの中でも、最もポピュラーで老若男女誰からも愛されるあのお菓子を作る「石屋製菓株式会社」が胸マークスポンサーを務めている。

今季のユニフォームでは左腕に通称「サックラ」という愛称でも知られるサッポロビールの「サッポロクラシック」のロゴが入る。そのほかにもたくさんの道内企業がクラブスポンサーとしてクラブをサポートしている。選手たちも、北海道が日本全国に誇る2大企業のサポートを受けたユニフォームを身にまとい、J1リーグでの戦いを継続している。

あのかっこいいユニフォームはどこで買えるの?

赤と黒がシックに決まる1stユニフォーム、シマフクロウの飛翔するモチーフがたまらない2ndユニフォームやGKユニフォーム各種をゲットするには、クラブ公式オンラインストアの利用が便利だ。

そのほか、チームオフィスおよび練習場に併設するショップ「CONSA BASE」や札幌市内デパートにある店舗「シースペース」でも購入できる。また、試合当日であれば札幌ドーム内にある「GOODS☆JAM」でゲットすれば、そのまま身につけて試合観戦もできるのでとても便利だ。

まとめ

2017年のチームスローガンは「北海道とともに、世界へ」。 クラブ創設から20年という節目を迎えたこともあり、世界標準へのクラブへと進化を遂げていきたいという目標を掲げ、1試合1試合を戦い抜くことが求められている。 その戦闘服とも言えるユニフォームは、赤と黒のストライプの伝統的なデザインこそ変わらないものの、強い思いが感じられるものに仕上がっている。J1復帰シーズンの戦いぶりに注目しよう。