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U-20日本代表のエースストライカー、ジュビロ磐田小川航基

2017 6/30 12:56Aki
サッカーボール
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ガマンした名波監督とガマンした小川選手

名波監督が小川選手に要求したのは、ボールを受ける前のプレー、ゴールを狙うポジションに入る前のプレーの質を高める事である。
常にゴールを狙うポジションで待ち続けるだけだと、年代別という限られた世界では通用してもプロの世界では必ず潰される。なので、ゴールを狙うポジションにいつ入るのか、自分が狙ったタイミングで入るには、その前に何をしなければいけないのかを徹底して叩き込む事を決断した。
名波監督の要求に対し、小川選手は戸惑いを見せていた事は間違いない。その結果が2016年のわずか途中出場3試合に終わった公式戦の出場記録なのだろう。
小川選手がボールを受ける前のプレーの重要性を理解できるまで、名波監督はガマン強く待ち続けた。そして小川選手も名波監督の言う事を理解するため試行錯誤を繰り返した。
迎えた2017年、3月15日のルヴァンカップ札幌戦でプロ入り初先発を果たした小川選手は、リーグ戦でもコンスタントに出場機会を得るようになる。そこで昨シーズンまでに比べると大きく進歩したプレーを見せる様になった。
小川選手のボールを受ける前のプレーは良くなっているとはいえ、まだまだ進化の途中。
元々の素材の素晴らしさは間違い無く、高校時代に叩き込まれたストライカーとしてのメンタルも持っている。何よりシュートの技術も高い。プレーの幅が広がれば、間違いなく日本を代表するストライカーとなれる存在である。
FIFAU-20ワールドカップで同年代の世界レベルを知ることで、さらなる成長が見られる可能性は十分にあるのだ。

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