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名古屋グランパスの10番を背負ってきた名選手4人

2016 8/13 15:01
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日本サッカー界に数々の伝説を残した妖精ストイコビッチ

数々のスーパープレーで名古屋グランパスエイトファンはもちろん、サッカーファンを魅了したストイコビッチ。“ピクシー(妖精)”の愛称で親しまれた彼は、日本サッカー界に数々の伝説を残してきた。

大雨が降りしきる試合中、リフティングをしながらボールを前線に運ぶトリッキーなプレーは、1995年のシーンにもかかわらず今でも語り継がれている。2008年から2013年の間、名古屋グランパスエイトの監督も務めた。

Jリーグ通算124得点を記録した最強の外国人助っ人ウェズレイ

ストイコビッチの後を受け継いで名古屋グランパスエイトの10番を背負ったのは、ブラジル出身のウェズレイだ。

名古屋グランパスエイト、サンフレッチェ広島、大分トリニータの計3クラブに所属し、Jリーグ通算124得点を記録しており、2016年5月18日現在のJリーグ通算得点ランキングで、“カズ”こと三浦知良選手に次いで堂々の7位に、外国人選手の中ではマルキーニョス選手に次いで2位にランクインしている。度重なる負傷とブラジルにいる家族を理由に、2009年に電撃引退した。

日本のサッカー界を牽引してきた藤田俊哉

数々の名プレーを見せてきた藤田俊哉。2006年に名古屋グランパスエイトに移籍してからもジュビロ磐田在籍時同様に10番を任されている。類稀なるサッカーセンスと広い視野から生み出される華麗なパスによって、数々のゴールを演出してきた。

自身もJ通算106得点を挙げるなど、日本サッカー界を牽引してきたプレイヤーの一人と言える。2011年シーズンに所属したジェフユナイテッド市原・千葉を最後に、現役を引退。その後指導者の道を歩み始め、2013年にJFAの公認S級コーチに認定、翌年の2014年にはオランダのVVVフェンロのコーチに就任した。

将来は日本代表の監督になることも視野にいれている藤田。近い将来、“藤田JAPAN”が見られる日が訪れるかもしれない。

名古屋グランパスエイトの中盤の要 小川佳純

現在名古屋グランパスエイトの10番を背負っているのは、中盤の要として活躍する小川佳純だ。2008年には新人王とJリーグベストイレブンを受賞するなど、当初から脚光を浴びていた。

プロ入り3年目となる2009年から10番を背負っており、今シーズンで実に8シーズン目を迎える。相手ディフェンダーからの激しいプレスやチームの不調から、10番のプレッシャーに悩まされることもあるだろう。しかし、それに負けず、勝利の為に活躍し続けてほしい。