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川崎フロンターレの10番を背負ってきた名選手4人

2016 8/13 15:01
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王者からやってきた期待の外国人 マジーニョ・オリベイラ

1995年から1999年まで鹿島アントラーズで活躍したブラジル人選手、マジーニョ・オリベイラが川崎フロンターレに移籍したのは、川崎が昇格した2000年だった。

念願のJ1昇格を果たしたとはいえ、当時はまだヴェルディ川崎の認知度の方が高く、チームはマジーニョの活躍に期待した。結果、鹿島時代のプレーと比べると充分とは言えなかったものの、J1昇格年に背番号10番だった選手として印象に残っている。

川崎Fの背番号10といえばジュニーニョ

ジュニーニョは、J2に2001年に再降格してしまった川崎Fで2003年から2011年まで10番を着用し、「川崎Fの背番号10」といえば「ジュニーニョ!」と答えてしまうほど語り継がれている選手だ。

タイトルこそ獲れなかったものの、「J1の上位チーム」と言われるまでに強くなった川崎Fのエースとして戦い抜いた。ジュニーニョがチームを去る際は、多くのサポーターが涙ながらに集まった。

ジュニーニョから引き継ぎエースとなったレナト

ジュニーニョがチームを去り、時代に一区切りがついた川崎F。その後誰が10番を継ぐのか注目されるなか選ばれたのは、2012年に新戦力として加入したレナトだった。

序盤はなかなか日本のサッカーに慣れることができなかったが、一定期間を過ぎるとゴールを量産し始め、チームのエースとして愛される選手になった。だが、2015年から中国リーグのチームに移籍してしまった。

リオ五輪を目指す若き10番 大島僚太

「中村憲剛を観て育った」とも言える大島僚太は、2011年に高校サッカー強豪校・静岡学園を卒業後、川崎Fに入団した。ポジションはボランチだ。

タイプは違うが、日本を代表するボランチ中村の相棒となるポジションを任されるまでになり、2016シーズンからは背番号10を背負うことになった。リオ五輪世代でもある大島。まだ若く、今後チームを背負っていく選手といって良いだろう。