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Jリーグの試合で得点が決まる時間帯をデータで分析

2017 5/17 09:55Aki
サッカー データ
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時間の経過と共に得点が増えるの理由

得点が決まった時間帯の全得点との比率を見ると、時間の経過と共に比率が増加していく傾向が見られます。
最も得点が決まっているのは、76分~試合終了までの間で全得点の25.19%。1/4を越える得点が、試合終了間際の時間帯に決まっています。

1試合当たりの両チーム合わせての平均得点は2.70得点であることと、1~60分の時点で既に全得点の半分を越える56.25%の得点が決まっていることを合わせて考えると、この76分以降の時間帯で決まっているのは試合を通じての2点目以降。
時間の経過による選手の疲労の影響も考えられますが、それ以上に60分までにはどちらかのチームが既に先制しており、それに追いつくためにもう一方のチームがリスクを負って戦った結果、得点または失点をしたという事でもあるのです。

ほとんどの試合で前半に既に得点が決まっている

そこで今度は、1試合における得点で検証してみましょう。

(再掲)2010年~2017年のJ1第4節までの2178試合5895得点の内訳

 前半:2342得点/全得点の39.73%
 後半:3553得点/全得点の60.27%

前半の2342得点を試合数2178試合で割ると、既に1.08得点と1を越えていることに。つまり、前半の段階でどちらかのチームが既に得点を決めていることになります。時間帯別で見ると、

 1分~15分   :0.32得点
 16分~30分  :0.33得点
 31分~前半終了:0.42得点
 前半合計    :1.08得点

 46分~60分  :0.45得点
 61分~75分  :0.50得点
 76分~試合終了:0.68得点
 後半合計   :1.63得点

 試合合計   :2.70得点
となります。

時間の経過とともに高くなっています。既にどちらかに得点が決まっており、一方のチームは追いかけるべく戦いながらも残された時間が少なくなるという状況で、両チームとも前半より激しく戦う事となり、試合終盤に近づくにつれて得点数もしくは失点数が増えることになるのは当然の事です。
ちなみに前半終了時、後半終了時に設けられるアディショナルタイム。このアディショナルタイムに限定すると、前半は131得点に対して後半は373点と3倍近い数字になっています。

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